縁がなくなったか

 本日はお天気がまずまずとなりました。最高気温は21.9度でありまして、この

くらいが暑くも寒くもなくてすごしやすしです。こちらは一足先に秋バラ(二番花)

の開花が始まりました。これは二年前に挿し木をしたシャーロット・オースチン

すが、初めて花をつけました。これを記念してパチリです。

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 まだ小さな木ですので、花は咲かせないほうがいいのでしょうが、あとのことは考え

ずに花を楽しむことにです。

 ついでにもうひとつ。こちらはクイーンオブスウェーデン 7月の花よりも一回り

小さいかなですが、一度にはどっと開花しませんが、次々と咲いてくれるはずです。 

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 80分ほどの散歩を終えてから、買い物もかねて外出することになりです。

ちょうどいいので、本日は足をのばして、行きつけの本屋をのぞいてみることに

しました。ここは市内ではただ一軒、講談社文芸文庫の新刊が入荷するので

ありました。昨日に話題とした文芸文庫、今月の新刊を手にして、なかを覗い

てみようと思ったものです。

 さて、講談社文庫がまとまっているところをチェックしてみましたら、学術文

庫はあるのに文芸文庫がないではないですか。ひょっとして文芸文庫の新刊

は入らなくなっているのかな。これで文芸文庫が姿を消したら、さびしいことに

なるなです。(すでに岩波文庫岩波新書ともになしです。本はでているのに、

縁がなくなっていくことであります。)

 本日に手にすることができたのは、中公文庫「成城だより」でありました。

三島由紀夫小林信彦の書評が付録でついているのですが、これのために

新刊購入とはならないことで。(最近の音楽CDの再発売のときには、ボーナ

ストラックをどっさり入れて、購買意欲をかきたてるものですが、それをくらべ

ると出版業界はサービスが足りないよな。)
 そんなことを思いながら中公文庫新刊のところを見てましたら、あらまこん

なんがでていたのかと思いました。 

南洋と私 (中公文庫)

南洋と私 (中公文庫)

 

 ほとんど当方の子どもとかぶる寺尾さんでありますが、寺尾さんのテーマの

一つにかっての戦争と外地があるのは承知しておりましたが、これの元版は

手にすることがなく、これは買うことになりです。

 寺尾さんが南洋に目をむけるようになったのは、中島敦さんへ興味からとの

ことです。中島敦の南洋ものも中公文庫に入っていましたか。 

南洋通信-増補新版 (中公文庫)

南洋通信-増補新版 (中公文庫)