やぎさんといえば

 本日はお天気が回復しましたので午前から客人をのせてのドライブで

ありました。小さな客人のリクエストは、船に乗りたいとお馬さんに乗りたいと

いうものでしたので、まずは遊覧船が運行している湖に車を走らせることにで

す。最短となる登山道路に直結するルートで湖に向かおうと思いましたら、そ

の入り口のところに通行止めのサインであります。昨日の台風由来の雨と強風

のために通行できずとなっていました。来た道を戻って、一般的なルートで湖に

むかって、やっとついたのですが、こちらはいまだ風が強くって遊覧船は運行を

お休みしていました。

 湖には白い兎がはねるように波がでていまして、これは遊覧船がお休みでも

しょうがないこと。

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 そんなわけで、ここからは馬にのったり乳搾りの体験などもできる観光牧場へと

移動です。

 こうした農場は、けっこう生き物が発する匂いが強烈でありまして、きつい匂い

が嫌いな子どもにはたまらなくいやでありますが、本日の子どもは動物は怖いが、

匂いは大丈夫でありました。

 観光牧場に入園するためのチケットを購入し、入場を待っているときに、その場

所にいたウェルカムやぎとじゃれていましたら、ずいぶん熱心にからんでくるなと

思ったのですが、気づいたら履いていた靴の紐の片方の先端が食べられていま

した。

 このときに、やぎさんは「よまずに たべた」ということを思いだしました。

まったくもう。

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 今回の来客から、来た早々に「ドロップスのうた」がのっている本を見せてといわ

れたのですが、「やぎさん ゆうびん」も、「ドロップスのうた」も「まど・みちお」さんで

ありまして、学校に入る前の子どもたちの親しまれる詩を残すというのは、すべての

詩人の願いでありましょうが、さすが「まど・みちお」さんであります。 

まど・みちお詩集 (岩波文庫)

まど・みちお詩集 (岩波文庫)