この時期は、戦争に関連するTV番組が多く放送されます。これまででありま
したら、あまり見たいと思わなかったのでありますが、本日のTV東京の「池上彰
の戦争を考えるSP」は、大本営発表に基づく嘘の報道と、それぞれの役場で
国民皆兵の事務をとっていた兵事係の具体的な仕事とその書類綴が映像と
なっていました。
戦時中に兵事係の仕事をしていた人がそれについて記した文章はそこそこ
あるのですが、かっての役所の兵事関係の書類は、この国にどのくらい残ってい
るのかわかっていませんが、残っていること自体が規律違反となるわけですか
ら、ずっと書類を隠していることは秘密にされていました。
今年にはいって兵事係について新聞で目にすることがあって、その時に話題
としておりました。
vzf12576.hatenablog.com 今回の番組では、日本に残っている文書では一番良く知られている滋賀県
旧大郷村文書が取り上げられていました。
この文書については本になっているようで、この本を原作とするドラマなども
過去には作られているということがわかりました。
22時からはNHKで「日本新聞」についてのドキュメントをやっていて、こちら
も普通では目にすることのできないメディアについてのものであります。