先日にブックオフで買い物をしましたら、本日まで有効の割引券をもらって
おりました。せっかくいただいのでありますので、これは有効に使わなくてはで
す。本日の午後からブックオフへと行きまして、ワンコインでの買い物であります。
いつもでありましたら、ワンコインといえば本についている売値の合計が五百円
を超えないようにするのですが、今回は1割引きとなるのですからして、いくらま
で買っていいのか、直感的にはわかりませんです。まったく計算が弱いからして。
均一本の棚から、何冊か買うことができないかと思ってしばらくねばっていた
のですが、本日はこのエリアではこれはと思うものがなしでした。
ということで本日に購入したのは二冊となりました。
まずは一冊目は、次の文庫本。
百鬼園先生の本は、新字新かなのものは買わないことにしていたのですが、
表紙の写真があまりよろしいので、ついつい手がのびてしまうことに。新潮文庫
での新かな版は、平成15年初版となりますが、その時には手にした記憶がなし
です。今回の本は新かなつかいというのは残念ですが、文字の組み方がゆった
りとしていて、これは年寄りにはありがたいことです。
ちなみに国鉄の特急はとでの写真を撮影したのは林忠彦さんでありまして、
美しい白黒写真です。この表紙のデザインは、新潮社装幀室とありました。
もう一冊は、ほとんど初めて買ったのではないかと思う角川ホラー文庫。
ミステリは守備範囲ではないのですが、表紙に中井英夫とあったので、
ついつい買ってしまいました。このアンソロジーに収録の中井作品は、未読
なのですが、もちろん創元文庫版全集に収録されているものです。
版を変えて手にしたら、読むことができるのではないかと思ったりして買うの
でありますね。
本日のワンコインでがっちり買いましょうですが、お手手だしても足だすな
と思ったのに、残念計算が弱くて、ちょっぴり足をだしてしまいました。
とはいっても、昔のテレビ番組とは違って、商品が没収されることはないので
すね。(なんのこっちゃであります。)