長いお休みからスタートした5月ですが、代替わりのあれこれと、それに
続いての国賓の受け入れなどの映像が連日のように流されていて、当方は、
それに巻き込まれないように、流れに逆らって暮らしていましたら、さすがに
くたびれて、それが昨日の車フロントのこすりにつながったのかなです。
5月のあれこれは、これで終わりにしてほしいものですが、あと一日ある
のか。
そういえば数日前に、川崎市登戸で通り魔殺人がありましたが、どうして
このタイミングで凶行に及んだのかはわからないものの、世間が浮かれてい
るのに、自分だけそうした流れに乗れないという思いはあったのかな。
自分が波に乗れていないという思いの人は、けっこうたくさんいるのかもし
れずで、そうした人たちにとって、この五月はつらい月でありましたでしょう。
国家公務員のキャリアの人が立て続けに薬物使用であがっています。
そのうちの一人は、メンタルで不安になって、それを上向きにするために薬に
手をだしたとのことです。落ち込んだり仕事に不安を感じたときに薬の誘惑
に勝てなくなるというのは、よくある話のようです。
先月に手にしていた松本俊彦さんの「薬物依存症」からの引用です。
「平日のルーチンな仕事をこなすために薬物を用いる状態になった人の方が
依存症としてははるかに重症かもしれません。さらにいえば、意外にも、薬物
依存症者のなかにはワーカホリック気味の人が多いように思うのです。・・
本人自身、『仕事がきちんとできているうちは依存症ではないという思い込み
があり、自分が依存症であることを否定するためにも、ほとんど『命がけ』で
仕事にしがみつく傾向があります。」
どちらにしても、生きにくさを感じることです。