花の便りはまだだが

 京都三月書房のページをみていましたら、編集工房ノアの「海鳴り」

最新号が届いたと告知されていました。

( http://3gatsu.seesaa.net/article/464855257.html 

 ここのところずっと送っていただいていますので、たぶん近々に当方も

手にすることができると思うのでありますが、「海鳴り」楽しみです。

今号の目次をみますと、山田稔さん、涸沢さんと天野忠さんの未発表の

文章が掲載されているようです。あとは多田謡子さんについての文章も

あるとのことで、これはどのような内容になっているのだろう。

http://3gatsu.up.seesaa.net/image/uninari31.JPG

 数日前に購入して、昨日に話題とした岡崎武志さんの文庫本には、

天野忠さんや多田謡子さんの本から名言をひいていました。

 多田さんのは、編集工房ノアからでたものですが、そこから引かれて

いるのは、「私は、私の敵と闘い続けるわ」というものです。これに添えら

れた岡崎さんの文章の冒頭部分を紹介です。

「私は1957年3月28日生まれ。今年(2016年)、59歳になる。同じ年に

二十日早く生まれたのが多田謡子。職業は弁護士。自由と人権を尊び、

権力に伏することなく闘う人や団体に贈られる賞に、その名が遺されて

いる。彼女は1986年の12月、29歳という若さでこの世を去った。」

 そうなんだ、岡崎さんは、本日がお誕生日であるのか。この文章から

3年たっていますので、それだけ年を重ねているか。

(「海鳴り」の表紙にある多田さんのお名前は「多田謠子」さんになって

いるように見えますが、「多田謡子」さんですよね。)