昨日からすこし寒さが緩みまして、本日の日中はプラス気温で推移した
ようです。2月も半ばですから、そろそろこおりついている道路もとけだすこ
ろになります。
この陽気に誘われて買い物にでることになりです。服を見に行くという
同行者と別れて、当方はそこから歩いて5分ほどのところにあるブックオフを
流すことになりました。
先日にこの店に来た時に、漢和辞典がただみたいな値段で売られていま
したので、それの入手のためです。ブックオフには捨て値で辞典類が販売さ
れていまして、これはありがたいような、もったいないような気持ちとなりま
す。
古い刊本で谷崎潤一郎とか永井荷風のものを読もうと思いましたら、難読
漢字が頻発するのでありますね。読むだけでありましたら、えいやっと大体の
ところで読んだつもりにしてスルーするのでありますが、これをブログに引用
しようとしましたら、さっぱり文字を変換できないのですね。
文字変換システムによっては、文字パレットがついていたりして、それを
たよりに文字を呼び出したりすることもできるのですが、当方が使っている
システムには、それがあるのかどうかもわからずであります。
それよりも、せっかくだからネット利用ではなく、ちゃんと漢和辞典を利用し
て調べることにしましょうと思ったものです。
本日に入手したのは、1989年に刊行となった「漢語林」大修館書店であり
ます。大修館といえば、諸橋「大漢和辞典」の版元で、この「漢語林」もその
流れにつながるものとありました。そういえば、諸橋大漢和辞典もデジタル媒
体での販売が始まっているとか見たことがありました。
谷崎とか荷風などは、漢字制限もない時代でありましたので、特に戦前に
発表されたものは、漢字使用に遠慮がないからね。
でもこの辞典のおかげで、難読漢字もどんとこいという気分であります。