うそつきは

 先日の新聞広告に「うそつきは」という全面のものがありまして、これには

驚きました。ずいぶんと話題となったようでありまして、当方はほとんど縁の

ない会社のものではありますが、ここは、毎年のように話題となる広告をだして

いたとのです。

 例年元旦の新聞は出版社のものが眼をひくのでありますが、今年は掲載さ

れていたのでしょうが、まるで記憶に残っておりません。出版不況で余裕がない

のでしょうか。ちょっと残念でありますね。

 岩波の2019年新企画をみて、ほほうこれはと思ったのは「関孝和全集」で

ありまして、これはたぶんすごく時間のかかった企画であるのでしょうが、残念

なこと当方にはまったく縁がなしであります。図書館とか研究機関以外で、

どのような人が購入するのかな。

 岩波の1月のラインナップを見ていましたら、気になるものがありました。

「日本の中の世界史」というシリーズの一冊になりますが、中島敦についての

ものがありました。

 なんとなく川村湊さんが書きそうなテーマでありますが、中島敦さんは少年

期を朝鮮で過ごしていたというのは、頭にはいっていませんでした。中島敦

なかで、朝鮮と南洋はどのようにつながるのか、これはどこかでのぞいてみる

ことにしなくは。