一日かかりで

 先日に「TVチャンピョン」という番組を見ていましたら、パン作り職人

さんの対決でありまして、その対戦のひとつにそれぞれでクロワッサンを

作るというコーナーがありましました。

 これを見ていましたら、クロワッサンが食べたいねという声があがって

きて、そうだこの休み期間中にクロワッサンを作るというのもありだなと

思うのでした。

 当方のところのパン作りは、思い立ってから作業にかかるまで思いっ

きり時間がかかることでありまして、それから天然酵母中種を仕込むの

でありました。まずは、早くて、この仕込みに半日は必要となりです。

 それから粉と牛乳と中種を混ぜて、軽くこねて発酵ですが、これがまた

半日。昨晩の夜に一次発酵に入りましたら、今朝には発酵が終わっている

と思っていましたら、これがさっぱりで、朝から継続しての発酵で終わった

らすでに昼頃となっていました。

 それからバターをはさんでのしの作業を、冷蔵庫で生地を休ませながら

で三つ折三回であります。

 切り分けしてから成型して、二次発酵してから焼くのですが、焼き上がっ

たら、粉を混ぜてからでも1日が経過していました。なんというスローライフ

でありますことか。

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 クロワッサン作りの作業の合間に、山尾悠子さんの「飛ぶ孔雀」を手にしておりま

した。ほんとまったく理解できない(理解しようとするのが間違いか。)のであります

が、不思議な味わいがありです。

「孔雀はまず火を盗みに侵入してきた双子を威嚇して事をおおごとにし、そのあと

北回りで行くスワのあとを追った筈だったが、同時にタエの前にも現れたらしい

というのは果たして同一の飛ぶ孔雀であったのか判然とはしない。」

 なんだなんだでありましょう。

飛ぶ孔雀