本日は本屋へ 2

 本日といっても昨日の話となります。昨日は収穫が大きくて、それを何日か話題
とすることができです。
 ということで昨日に買った本の続きとなります。

 古山高麗雄さんの新刊となりです。これまででたエッセイ集から荻原魚雷さんが
選んだアンソロジーです。もとになったエッセイ集は、ほとんど持っているように
も思うのですが、持っていることイコール読んだことにはならずですので、これを
機会に読めるのが良いことです。
 この選集の目玉は、最後におかれている「裸の群」でありましょう。荻原さんが
見つけてきた、これまでどこにも収録されていない文章のようです。1949年に
「雄鶏通信」に発表された小説で、古山さんの芥川賞受賞作「プレオー8の夜明け」
の先行作品ともいうもののようです。
 古山さんが亡くなったのは2002年ですので、16年が経ちますが、良き理解
者に恵まれて、忘れ去られることはないようです。
 古山さんは亡父と同じ生年でありまして、亡父は今年に13回忌を済ませました。
父なんかと比べると、古山さんはどこまでいってもエリートではあるのですがね。