本日は図書館へ

　借り出し期限が切れることから、本日は図書館へといって延長の手続きをしてきまし
た。二回目の延長でありまして、これからの二週間で読むことができるとはとうてい
思えないのですが、まずは他の本を読まずに、この一冊に集中であります。

吉田健一

　ここしばらく書店にもいってないことでと思っていたら、本日の朝刊に河出文庫新刊
広告がでていました。これで眼についたのは、次のもの。

須賀敦子全集別巻 [対談・鼎談篇] (河出文庫 す)

　須賀敦子さんの文庫全集は、まさに河出文庫の宝ともいうべきシリーズでありまして、
元版全集は、値段が高くて手が出ないし、かなり単行本で持っているからなと購入を
あきらめるところですが、河出文庫版であれば高いといっても、手の届く範囲でありま
す。
　この別巻が文庫化されるまでに、ずいぶんと時間がかかっていますが、早速確保しな
くてはです。それにしても亡くなって20年、今も生きているかのように関係する本が
刊行されることで、流行作家ではこうはいかないですね。