読了予定のはずが

 四方田犬彦さんの「鳥を放つ」は残すところ20ページくらいになっていましたの
で、これは本日で読み上がるなと思っていましたが、この時間になっても、すこしも
読めておりません。これはいけないことです。(このあと、読み始めますが、睡魔に
負けそうでありますね。W杯サッカーの決勝戦をTVで見ていましたから、ちょっと睡眠
不足であります。)
 本日は最高気温が25度ほどになり、昨日とくらべますと、ずいぶんと暑くなりま
した。猛暑を通り越して、酷暑といわれるところにおすまいの方には、申し訳ない
暑さであります。あちこちの人に酷暑見舞いをしなくてはということで、本日は足を
のばしてショッピングモールへといってきました。このモールに店を構えているお菓
子屋さんからギフトを送りです。
 せっかく久しぶりでここに来たので、モール書店ものぞいてきました。書店のとこ
ろを見て、びっくり。すっかり店のレイアウトがかわり、まるで違った店のように
なっていました。いつにこんなことになったのかな。
 本日に、この店で手にとったのは、次の二冊でありました。

【「新青年」版】黒死館殺人事件

【「新青年」版】黒死館殺人事件

 こんなのがでていたのですね。新聞広告では眼にしていたのでしょうが、まるで
記憶に残っていませんでした。値段はといえば、当方の持ち合わせよりも多いことで
ありまして、これは手にできただけでもよかったこと。最後の解説をちょっとだけ
読んだのですが、このような註釈がきちんとはいった本をつくるというのは、過去
から計画されていたようですが、やっと刊行にこぎつけたとありました。
 当方は、「黒死館殺人事件」を読まなくてはと思い、ハヤカワポケミス版のものを
買って、なんどか冒頭のとこを読んでみたのですが、こらえ性がなくて、いまだ最後
までいけていません。最近は、若い頃に読む事ができなかったものが、前よりは読め
るようになっているので、そのうち「黒死館」を読んでみよう。
わたしだけのアイリス

わたしだけのアイリス

 先日の新聞広告で、この方の「グレースの履歴」という小説が河出文庫にはいった
というのを見て、驚いたのですが、何作目かになる新作(書き下ろしとありました)
が、ほぼ同時に刊行となっていました。河出書房には、源さんをひいきにする編集者
さんがいるのですね。
 当然ながら、本日はこのモール書店では、本を買わずであります。読まなくてはい
けない本が、ほんと山のようにたまっているのであります。