昨年の今頃に車を購入しましたら、それの一年点検となりましたが、ちょうどその
車種がリコール対象となったものですから、一年点検にあわせて、リコールによる
点検も実施となり、車輌購入時に点検パックにはいっていた当方には、点検パック代
金の一部が戻しとなるとのことです。これまでのところ、まったく不都合なしであり
ますので、この返金は臨時ボーナスのような気分でありまして、これを書籍購入費に
あてることはできぬかと、家庭内において協議であります。いっそのこと図書券で
戻してくれたら面倒がなくていいのに。
本日、車の点検とタイヤ交換を済ませて、これで連休にどこかへドライブにいって
もよろしとなりました。もちろん今のところは具体的な予定はなし。ドライブにいく
としても、人がたくさん集まるところは避けて動かなくてはです。
そろそろ早い桜は咲きそうですが、これの見物は人が集まりそうでありますね。
先日までの関西遠征で購入したものをまとめて、積み重ね、ここで話題にでもしま
しょうかと思いましたが、あんまり意味が意味がありませんので、まずは後藤明生
さんのものから紹介です。
後藤明生さんは、ここ数年で古書の値段がどんどんとあがっている作家さんであり
まして、没後二十年近くたって、このように評価があがるというのは、本当に珍しい
ことです。
品揃えのよろしく、格調の高い古書店へといきますと、そこには後藤明生さんのも
のを何冊か見出すことはできそうですが、こういうところはそこそこの値付けであり
まして、当方には手が出せないものとなっています。ワンコインとはいいませんが、
せめて千円以下でなければです。
一冊は、先日も話題とした一色文庫さんで購入した「文学が変わるとき」でありま
して、刊行から30年もたっているというのに、当時の定価の半額以下でありました。
- 作者: 後藤明生
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1987/05
- メディア: 単行本
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「もう一つの目」 文藝春秋 1988年3月30日刊
(はてなからAmazonへのリンクがありませんでした。)
とりあえず千円以下で、後藤明生さんの本が見つかったら、買いでありますよ。