本屋めぐり 2

 本日はお天気が良くなりましたので、本屋めぐりであります。新刊本はできれば街の
本屋さんで買いたいので、まずそこからであります。
 当方が足をむける本屋さんは、街の本屋さん、コンビニ書店、モール書店、それに
ドンキー書店でありまして、先日に四方田犬彦さんの「1968 文化」を見つけたのは
ドンキー書店でありました。
 本日は街の本屋さんで文庫本2冊、そしてモール書店で単行本を1冊でした。これは
なかなかの収穫ですが、これらにとりかかる前に「ブッデンブローク家」を読んでしま
わなくてはいけません。なんとか、今月中に読み上げることができればと思うのです
が、あと二日でどうでありましょう。
 先日に中古本で確保した「ブッデンブローク家 下巻」には、最初の持ち主が残した
と思われるレシートが挟まれていました。

 大阪「旭屋書店」本店のレシートですね。1971年9月のものですから、半世紀近くも
昔となります。そのころに紀伊国屋書店が梅田にオープンして、それまで地域一番店で
あった旭屋書店は苦しくなっていくのですが、当時、京都に住んでいた当方は大阪に
出たら、この旭屋書店本店を訪れたものです。(とはいっても、何度も大阪にいくこと
はなく、どちらかというと古本屋めぐりをしてました。)
ここで購入したものでは吉田秀和さんの「批評草紙」が印象に残っています。その頃に
「批評草紙」が店頭で購入できる店は、ほとんどなかったのでありますね。
 そういえば旭屋書店は、北海道でも展開していて、一時期は当方の住む街にも店をだ
していたことがありました。そんなに長くは続かなかったのですが、旭屋書店が店をだ
すということに大喜びした思い出があります。
 今では北海道から撤退してしまったのですが、札幌にあった店でのことを当時学生で
札幌に住んでおられた佐藤正午さんが「ありのすさび」に書いていました。
以前に、このことを拙ブログで話題としていますので、よろしければご覧下さい。
( http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20091227 )