サンソン25周年 4

 何時頃から達郎さんのラジオ番組(最初サタディで、そのあとサンディとなった)
を録音するようになったのかはわかりませんが、最初の頃は、仕事などで不在の時だ
け録音していたのではなかったかな。当方のところには、留守録音するタイマーの
ような仕掛けはなかったので、不在の時は、当時まだ家で暮らしていた息子にカセッ
トデッキの操作を依頼していました。
 最近はカセットテープを使うことはなくなっていますが、正味50分くらいの番組を
一本のテープに収めようとしましたら、60分テープを使って、30分たったら裏返しと
いう操作が必要でした。片面一時間なんていうテープもあったのですが、あれはテー
プが薄くて、使っているうちにのびてしまうという難点があって、これは使わずで
した。
 息子が協力してくれたというのは、達郎さんに関心を持っていたからでありましょ
う。達郎さんの番組では、子どものころから両親が達郎さんの音楽を聞いていて、
それを聞きながら成長しましたという投稿が紹介されたりしますが、豚児が子どもの
頃に聞いて反応したのは、ユーミンの曲「デスティニー」でありました。
 「サンソン」の人気(?)コーナーに「お誕生日メッセージ代読」というのがあり
まして、番組の最後に何分かはがきで届いたメッセージを達郎さんが読んでくれるの
ですが、息子をたきつけて、2,3回メッセージはがきを書いて送ってもらいました。
お誕生日近くになりましたら、それが読まれるかどうか、番組でながれる曲もそっち
のけで、番組の最後に気合いがはいってしまいました。
 これって本末転倒であるなと思いながら、読み上げてもらいましたら、とっても
うれしくって、その時の録音は永久保存だなんていっておきながら、先日にテープを
探してみましたら、すぐに発見することができずでありました。