散歩には行くも

 年明けも速歩散歩にはげんでおりまして、本日も80分ほど歩いておりました。
ぶらぶら散歩でありましたら、途中にあるお店によったりすることもありですが、この
散歩は汗をかくのが目的ということもあって、重ね着をしてフードをかぶり、マスクも
していますので、ほとんど不審者状態で、とてもお店で商品を見ようということには
なりません。
 数日前の新聞には、文春文庫新刊の広告がありまして、そこに小林信彦さんのシリー
ズの一冊がでたとあるので、それを手にしたいと思うのですが、散歩コースにあるコン
ビニ本屋には、たしか文春文庫のこれは配本されないし、これが入荷すると思われる本
屋は車で20分くらいかかりますので、なかなか思うにまかせずです。

 小林信彦さんの週刊文春連載コラム「本音を申せば」は、文庫になってから読むとい
のが、これまでのならいでありましたが、昨年の小林さんの入院、休筆という事態に遭
遇して、これは文庫になるまで待っていられないと、シリーズ既刊の刊本を買い揃える
こととしました。
 それが功を奏したか、無事に連載は再開されて、たぶん今回の文庫新刊にも、文庫の
ためのあとがきがありますでしょう。というか、今回の文庫で楽しみとなるのは、小林
さんによるあとがきであるのですが、それがなければ、ちょっとがっかりですね。
 すでに答えはでているのですが、これは手にした時、自分で確認をいたしましょう。