知人からブックオフで塩野七生さんの「ギリシア人の物語」を見つけたら、
教えてねといわれていて、それを見つけたよと連絡したら、その店に案内し
てよといわれました。ブックオフ初心者の知人にとっては敷居が高かった
ろうか。
というわけで彼は「ギリシア人の物語 1」を購入し、当方は均一棚から
一冊抜いてきましたです。
山中恒さんといえば、児童むけの小説をたくさん発表していて、一番有名なの
は映画「転校生」の原作となった「おれがあいつであいつがおれで」でありますね。
この映画は小林聡美さんと尾美としのりさんのデビュー作でもありまして、大林監
督の尾道三部作の一作目で、とても評価の高いものです。
その一方で、戦時下の子どもの日常をとりあげた大作「ぼくら少国民」シリーズ
があります。いつか読もうと少国民シリーズは購入しておりまして、このブログでも
話題をいただいたことがありました。
今回購入した「戦時児童文学論」は、少国民シリーズをまとめるときに、収集し
た児童書の読んで、文学者の時代的な気分を書いたものとなります。
本日はUSAでは中間選挙の日でありまして、熱狂的な大統領支持者の集会
の様子が映像で流れましたが、これなど見ると、ひどく危ないものを感じますが、
この世の中、敵か味方の2つしかないわけではないでしょうに。
戦争が終わったら、次の戦争への準備というか、戦前が始まるということで
ありますね。