油断したら

 ちょっと油断をしたら、すぐに体重が増えてしまいます。油を断ったら太るの

は、これ如何にでありますが、もちろん油断は脂を断つことではありません。

2キロほど増えた体重を減らすべく、このところ早足散歩の回数を増やしています。

 本日は13時前から1時間ちょっとの散歩となりましたが、その際に音楽を流し

ていたiPodが突然にフリーズであります。古いクラシックという機種でありまして、

そろそろ文鎮化してもしょうがないのでありますが、4200曲ほどもはいってい

て、シャッフルで聞いていましたら、一ヶ月は曲がかぶりません。あっちをおして

も、こっちをおしてもダメでありまして、これはどうしましょう。

 今朝の新聞広告をみましたら、角川ソフィア文庫の新刊案内がありました。

角川ソフィア文庫は、角川のプレミアム路線でありまして、価格が高いせいもあり

まして、近所の書店には入荷しないことが多しです。最近話題となっている「千夜

千冊エディション」」も、ほとんど見たことがありません。

 今月の新刊で目についたのは、次のものでありました。

本屋風情 (角川ソフィア文庫)

本屋風情 (角川ソフィア文庫)

 

  当方は平凡社からでた元版を購入しておりますが、そのあと1983年に中公文

庫に入って、今回のものは3回めとなるのでしょうか。これがどうしてこの時期に

刊行されるのであるか、これについているであろう解説を読んでみたいものです。

 当方が、この元版をでてすぐに購入したのは、もちろん山口昌男さんのすすめが

あったからであります。(たしか、そのはず。)

「本屋風情」というのは、もちろん貴族院書記官長でもあった民俗学者が、著者に

言い放った言葉を書名としたものです。当時のエリートさんからすれば、出版もす

る本屋の主人なんて、身分が違うということでしょうか。      

 もちろん、その言葉をしっかりと受け止めて、書名としたのですから、こちらも

並のレベルではありませんです。