なんかややこしいことに 

 あの作家のものが安く入手できるのであれば購入しようかと、作家の名前がうろ覚
えで本屋(当然ブックオフのようなところ)の棚の前にたってみました。
 検索をかけてみましたら、もちろん作家の名前は特定できるのですが、その方は前に
芥川賞を受けた方で、最近はボーイズ系の小説を発表している方でありますよ。
最初に知ったのが賞を受けての紹介記事でしたが、見るからにわけありそうな雰囲気で
どういう経歴であるかは伏せられていたように思います。
 最近になって、出身高校での経験などを話題にした青春小説を発表して、話題になっ
ていました。当方が読んでみたいと思ったのは、この高校時代に題材をとった小説であ
ります。
 ややこしいのは、この作家さんと似たような名前の方がいるからであります。わかっ
ている人には、どこが似ているのかとなりますが、年齢はだいぶん違うものの、五十音
順の著者名でありましたら、すぐに隣り合うようであります。
 ちなみにお二人とも芥川賞を受けていまして、その受賞作品を並べてみますと、次の
ようになりです。

夏の約束 (講談社文庫)

夏の約束 (講談社文庫)

爪と目 (新潮文庫)

爪と目 (新潮文庫)

 当方は、これをみるだけではどっちがどっちかわからなくなりです。(顔写真があれ
ばすぐにわかるのでありますが。)
 そこにもってきて、今回の直木賞の候補作家には、藤崎彩織さんという方(「セカ
オワ」のメンバーとして著名とのこと)がいらして、この方の作品が店頭にならんでい
ましたら、ますますのこと「藤の棚」は、ややこしいことになりそうです。こちらは
美形でありまして、顔写真をつけても、藤野可織さんと判別がつかないかもね。
ふたご

ふたご