来週に泊まりがけでくる客がいるせいもあって、いやおうなしに片付けをしなくて
はいけません。当方の分担は、あちこちの部屋に積んであるダンボール箱(中は本で
ありますね)とか、整理するぞと取りのけてある新聞や雑誌をやっつけて、部屋の床
が見えるようにすることです。
こうした作業をしていますと、あっちこっちにつっこんだままになっている本など
を発見することになるのですが、最近はちょっと見つからないと、ブックオフなどで
108円であれば買ってしまったりすることもあって、同じ本が何冊もでてきたりしま
す。(もちろん、持っていることを忘れてしまってだぶっているものもありです。)
昨日に「群像70周年記念号」で佐多稲子さんの小説を読んだのですが、本日は、こ
れに続いて小島信夫さんの「返信」という作品を読んでおりました。
この作品は、小島さんの「女流」と「菅野満子の手紙」につながるものでありまし
て、この短編を読んだら、これに続いて、まずは「女流」からと思っていましたら、
片付け作業のなかで、集英社文庫版「女流」を発掘しました。
それにしても、小島信夫さんの「別れる理由」とか「寓話」とか、ひどく読みにく
いものでありますが、これらはいつになったら読むことができるのでありましょうね。
すべて昭和の作品ですから、購入してから30年をこえていることです。
「火山島」を読んで、「神聖喜劇」を読みましたので、そろそろ取りかかってもよろ
しいのかな。
まずはその前に「女流」を読んでみましょう。
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