明日から新年度

 本日は年度末であります。勤めをやめてからは、3月末を年度末と意識することが
なくなりましたが、TV番組が改編されたり、お役所の人事異動の記事などを眼に
いたしますと、世間は年度末なんだと思うことです。
 会社などでは決算月が、3月ではないところも多くありますが、10月から新しい会計
年度にはいるところは、9月末になりますと年度末というような言い方をするのでしょ
うか。
 3月もおしまいになるというのに、昨日はずっと雪が降っていまして、今朝には外が
真っ白になっていました。昨日は雪が降っている間、ずっと気温はプラスでありました
から、かろうじて雪のかたちを保っているような、この時期の雪です。
本日の日中は、おひさんがでて気温があがりましたので、13センチほど降った雪はあっ
という間に溶けて、大きな水たまりとなりました。
 ここのところ出版社のPR誌が届いています。「ちくま」「図書」「波」「一冊の本」
と4月号がそろいました。
 「ちくま」では、「とびだせ教養」という新しい連載がスタートです。
著者は戸田山和久さんという名古屋大学の先生。1958年生まれとのこと。当方はほとん
どなじみのない方でありました。
この連載の一回目には「私はいかにして心配するのをやめ、教養について書くことに
なったか」というサブタイトルがふられていました。このサブタイトルに目が行って、
読んでやりましょうという気分になりました。もちろん、この文言は「博士の異常な
愛情」からでありますね。
 書き出しのところなどを見ましたら、もっとお若い方が書いているのかと思いました
が、なかなかポップな文体でありまして、この方の著作はみんなこのような雰囲気で
あるのかと思ったのですが、さて、どこかで手にしてみることにいたしましょう。

哲学入門 (ちくま新書)

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