年に一度の

 本日はe-tax(なんというネーミングであるか。ほとんど日本の税金申告システムで
はないかのような呼称、マイナンバーというのもブラックジョークとしか思えない呼び
方であります。こちらのほうは、どうしても背番号というのを使いたくなければ、ユア
ナンバーでありましょうよ。)を利用して所得税の申告であります。
 一年に一度システムを利用するというのは、だいたいにおいて、前回のことは忘れて
いて、しかもこの一年にシステムはバージョンアップされているということになります
ので、毎年、今年は大丈夫かなと思いながらです。
 当方は、何年か前からネット利用で税の申告をするようになったのですが、それは
どうしてかといえば、一番にお役所へといかずに済むことと、それとこちらのシステム
を使ったほうが所得税の還付金があったとき、口座に振り込まれるのが早いといわれて
いるからであります。
 税金の還付金があるからこそ、少々面倒であってもネットを利用しての申告でありま
す。これまでは、年金からすこし多く所得税が控除されるよう扶養を申告しないように
して、国に税金を多く納入していました。これと、ここ数年の医療費支払いのために、
ほぼ確実に還付金が発生するようになり、戻ってくるお金は臨時収入であります。
 いつもどきどきするのは、最後の個人認証カードをつかって申告書を送信するときで
ありましたが、今年はスムーズに完了しました。
 最後のところで使う個人認証カードは、いくつかの種類があるのですが、当方が使っ
ているのは、いまは風前の灯火となってしまった住民記録カードというものでありまし
て、これが導入のときには鳴り物入りのうちにスタートしたのであります。
それから数年して、これは使えないということで財務主導で背番号が導入され、こちら
のほうが国家にとって都合がよろしいこともあり、いまや背番号といえば、こちらが
主流であります。
 当方の住民記録カードの個人認証の有効期間がいつまでであるのか判然としないので
ありますが、こちらのカードは、あと何年かで機能が停止されるということで、そう
なりますと、ネットから税申告をするためには、いやでも背番号カードを作らなくては
いけないということになりです。