ブックオフから図書館へ

 本日はおひさんがでてお天気はよろしでしたが、気温は上がらず日中の最高気温が
マイナスの真冬日でありました。軒からせりだしている屋根の雪はとけて落下するこ
ともなく、依然として下を通るのが危険な状態です。
 お昼近くになってから久しぶりに図書館へといくことにしましたが、その前に行き
つけのブックオフに立ち寄りです。どこのブックオフもお正月にはセールをしていた
のでしょうが、当方は正月からブックオフでもなかろうと、本日まで足を運ばずです。
正月にはそこそこ客が来たのでありましょう。本日はまったく購入するものがなしで
ありまして、いつもでありましたら、500円予算で足りるかなと心配になることがある
のですが、これは出遅れでありますね。
 そこから図書館へといって、主として新着資料の棚をチェックしていたのですが、
こちらも是非とも借りなくてはというものを見出すことができず、手ぶらでの帰宅と
なりました。 
 自宅には、読む予定になっているものが何冊も積まれているのですから、借りても
すぐに読むことにはならず、結局そのまま返却するというのであれば、むしろ借りず
に戻ったほうがよろしです。
 戻ってからは、昨日まで手にしていた「ジニのパズル」の前半部を読み返しており
ました。
 それに続いては辻原登さんの「籠の鸚鵡」を手にするのでありました。

籠の鸚鵡

籠の鸚鵡

「籠の鸚鵡」という作品は、「新潮」2015年7月から13ヶ月連載されたものだそうです
ので、あまり先を急がないことにして、一日一章くらいでがまんしていくことにした
いものです。
 とはいっても、老練な辻原さんのことでありまして、ぐいぐいと作品の中に引きづり
こまれそうであります。
ところで「籠の鳥」は聞いたことがあるが、「籠の鸚鵡」とはなんぞやでありますが、
作品の冒頭のところで、これは高峰三枝子の歌う「南の花嫁さん」(作詞 藤浦洸 
作曲 古賀政男 昭和18年)の歌詞にでてくるものとありました。
 さて「籠の鸚鵡」とはなんのことでありましょうか。