手にしている本

 このところ小説などがあまり読めていなくて、手にしている本(?)といえば、大
相撲の本場所中ということもあって「全相撲人写真名鑑」が一番であります。ほとん
十両までの取り組みしか見ないのでありますから、幕下以下でありましたら、顔と
名前が一致する力士はあまりいないことです。先日に知って、本日のTVをみて応援を
していたのは、めでたく本日に幕下で優勝をきめた竜勢という力士ですが、この方が
所属するのは鏡山部屋で、所属力士は親方の息子である竜勢さんと、いま幕下でとっ
ている鏡桜さんのお二人。鏡山といえば、当方にはかっての横綱柏戸がおこした部屋
ということになりますが、現在は一番のミニ部屋で、鏡桜さんは先場所中に子どもさ
んが生まれたと喜んでいたのですが、怪我で負け越してしまい幕下へ落ちるという不
運。そして今場所も苦戦しています。
 その零細個人商店のような相撲部屋にとって、ながらく芽が出なかった親方の息子
が優勝したというのは、起死回生になるでありましょうか。大学相撲での実績を引っ
さげて角界入りし、スピード出世する力士がいる一方で、親方の息子であっても入門
13年でやっと注目を浴びることになる方もいるのですね。
 あと手にすることが多いのは「バラ大図鑑」でありまして、これは、今年の一番花
が終わりを迎えることになり、さて次はどんな花を仲間に引き入れようかということ
を検討するための参考書であります。
 小説はといえば、いま頃になってですがブッツァーティの「クマ王国の物語」を
読んでいます。岩波少年文庫「古森のひみつ」に続いて、ブッツァーティの小説です
が、こちらのほうはブッツァーティの挿絵も楽しむことができます。そういえば、
今読んでいるのは福音館文庫のものですが、これの元版もどこかにあるのですが。

シチリアを征服したクマ王国の物語 (福音館文庫 物語)

シチリアを征服したクマ王国の物語 (福音館文庫 物語)