新日本紀行 札幌

 本日夜に放送があった「新日本紀行」は、札幌すすきのでありました。
 番組は1時間ですが北の歓楽街「すすきの」の色々な側面が取り上げられていました。
 そういえば最近はあまり「すすきの」へといくことがなくなったなと思うのですが、
これは夜のすすきのではなく、昼間のすすきのです。当方の菩提寺がすすきのにあり
まして、かっては春と秋のお彼岸には両親と一緒にすすきののお寺へと墓参にいって
おりました。父が亡くなったことにより、住まいの近くの同宗派のお寺とお付き合い
がはじまり、おかげですっかり札幌すすきのの寺には縁遠くなってしまいました。
 以前のすすきのには新刊本屋とか古本屋がありましたが、最近は次々と姿を消して
残っているのは、古くからある古本屋一軒となっていますが、その古本屋「北海堂」
に、この番組の取材がはいっていました。「コーヒーとだじゃれ」とテロップにあり
ました。
 この古本屋さんのことは、札幌出身小西康陽さんが「これは恋ではない」の「札幌
ガイド」で「ススキノのど真ん中(南六条あたり)にある古本屋。」として紹介して
いました。( http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20080425 )
 本日の「新日本紀行」をご覧になった方は、ここのご主人がなかなかユニークな人
であるということがおわかりになったかと思いますが、このお店については、古本
ツアーさんが当然のことレポートしていまして、これがとっても面白いです。
( http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/392484546.html )
 そうなんですよね。当方は、もう何年もいっていませんが、以前にこのお店を
訪ねましたら、いきなりご主人からアマチュア無線の話題で話かけられて、当惑した
ことがありました。なぜ、そんなことになったかといいますと、当方とアマチュア
線をやっている弟を間違えてのことのようでした。当方は、そんなに弟とは似ていな
いと思うのでありますが。
 もちろん、小西康陽さんが書いていますように販売されている書籍と価格はいたっ
てまともなものでありまして、とくにこの店のカバー川上澄生さんの版画)はすば
らしいものです。