読んでいる本 2

 このところ、犬も歩けばのごとくでありまして、先日にブックオフを訪ねてから、
こちら新刊も含め、順調に本に出会っています。そのうちに紹介もできるだろうと
思うのですが、とりあえずそのなかですこしでも読んでいるものです。

冬の旅 (集英社文庫)

冬の旅 (集英社文庫)

 昨日に青春18きっぷののこりをつかって電車旅行をしていたのですが、その車中
で開いていたのが、辻原登さんのこの小説です。半分くらいを一気に読んだのですが、
そのあとは封印して、本日は読むのを我慢です。ここまでのところ、「冬の旅」とい
うタイトルそのもので、この作品に希望はあるのだろうかなと思います。
登場する人物たちが、幸せになってほしいものだなと思いながら、この先のページを
めくっていくことになるのでしょう。(まずは、原武史さんの「皇后考」をやっつけ
なくてはいけません。)
 旅先で購入したものは、大好きなコラム集でありまして、これもすこしつまみ読み
をしています。 週刊文春にずっと連載が続いているコラムですが、週刊誌で読むことはほとんどな
く、単行本でも読まなくて、文庫になってやっと読むというのですから、小林ファン
とはとうていいえませんね。今回の文庫に収録されているのは2012年1月から13年1月
までのものでして、相変わらずで若い女優さんについてのコメントが参考になります。
当方は、初出から四年も経過してから見るわけですから、このコメントがあたってい
るのか外れているのかの結論は、ほぼでているのでした。
 そういえば、小林信彦さんの「本音を申せば」には、次のようなタイトルでまと
まったものもあったので、伸びる女優を見つけ出すのは、小林さんの売りの一つです
ね。