立ち見した本

 先日に近所の本屋へといったときに、次の本が目に入りました。

私の小谷温泉 深田久弥とともに

私の小谷温泉 深田久弥とともに

 深田久弥さんが亡くなって44年もたっているというのに、最近の登山ブームのせい
もありまして、健在であったときよりもずっと深田さんの存在は大きくなっているよ
うに思います。
 それが、この出版につながっているのでありましょう。深田志げ子さんは、深田久弥
さんの奥様ですが、結婚にいたるまでわけありであったのは、深田さんのウィキペディ
アにもありますし、深田さんを描いた「百名山の男」にも描かれているところです。 
 当方のブログでも、前夫人のそばにいた白柳美彦さんに関連して言及したことがあり
ました。(  http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20080227 )
 この本を立ち見したときに、まず読んでみたのは深田さんの息子さんによるあとがき
でありました。(ここしか、読んでないのですから、なんともはやです。)
ここには、母親は深田久弥のマネージャー役をずっとしていてとか、前夫人との間で、
印税を分けあっていたなんてことが書いてあり、作家の家庭をのぞき見するような気に
なるのでありました。