本日の一冊 2

 昨日に購入した鬼海弘雄さんの新刊についてです。

この本の帯には、「静かにつむいだ言葉が、モノクロームの写真と美しく響きあう珠玉
の随想集」とあります。どのような写真に文章が添えられているのかと、昨日に手にし
た時になかをたしかめてみました。
 当方は、「世間の人」というか「ペルソナ」シリーズにつながるものを探すのであり
ますが、最初におかれた一枚は「INDIA」シリーズのものでした。
添えられた写真が「INDIA」だからといって、文章は基本的にその写真について説明する
ものではありません。一部をのぞいては。
 「ペルソナ」シリーズの写真とそのモデルになった方についての文章がセットになっ
ているのは、本のなかほどにおかれている「浅草のジェルソミーナ」という章です。
鬼海さんが「浅草のジェルソミーナ」としているのは、鬼海さんがこれまで「たくさん
衣装を持ったお姐さん」とよんでいた女性であります。
 やはり鬼海さんのとっても、この女性は特別な存在であったようです。
(昨日もリンクをはりましたが、この女性
  http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20140327  )
 ジェルソミーナという名前を目にしますと、ジュリエット・マシーナが映画「道」で
演じた女性のことを思いうかべます。検索をしてみますと、Gelsominaとはイタリア語で
ジャスミンの意。花の名前、純粋さの象徴だそうです。

 「浅草のジェルソミーナ」さんは、鬼海さんの本の最後におかれた書きおろしの文章に
再び登場です。当方は、「浅草のジェルソミーナ」さんについての文章を見て、購入を
決定しました。