くれの二十九日

 本日の仕事より戻りましたら、「図書」1月号が届いていました。「図書」の表紙は
これまで「本」についてのものでありましたが、1月からはがらっとかわって、科学
写真家による作品と解説であります。題して「石けん膜の干渉色模様」とあります。
ずいぶんと、これまでとは違っているな。
 いまだ年賀状の宛名も書き終わっていないのに、「図書」をながめていたら、年賀
状は元旦はおろか、三が日にも届かないことになってしまいます。いつもの「図書」
一月号でありましたら、見開きでその年の新企画が掲載さいるのですが、この号は、
1ページに4つの企画がならんでいるだけで、ちょっとさびしい。このあとで、具体化
して発表される企画もあるのでしょうが、最近は、岩波の新企画に縁がなくなっている
ことです。
 この号をみて、一番驚いたのは、二月の新刊予定のところにあったものです。
  辻征夫詩集 谷川俊太郎編 岩波文庫 240ページ 2月17日刊