ひさしぶりに

 仕事帰りにひさしぶりでブックオフに立ち寄りました。ここのところあれこれとあって
仕事帰りに寄り道することもなしでした。ブックオフに立ち寄ったのはいつ以来のことだ
ろうか。
 先日の大阪では、難波でうろうろとしているときに、ブックオフの看板をみかけたので
ありますが、道路の向こう側であったことと時間がきわめて厳しかったので場所を確認
して、また次の機会となりました。わかりにくい難波でありまして、見かけたからといっ
て、次回にたどりつけるかどうかわかりませぬが。
 しばらくぶりでいきますと、けっこう棚に新しい本がならんでいたりして期待できるこ
とです。購入したのは、次の二冊でありまして、今回は単行本ばかり入手という珍しい日
となりました。

屋根裏プラハ

屋根裏プラハ

 ちょうとくさんの本であります。これまでちょうとくさんのカメラに関するものは何冊
か購入しているのですが、ちょうとくさんがこのような本をだす人であるとは思っても
みませんでした。この本が刊行にいたる経緯は、あとがきにくわしくありですが、そう
いえば、これまでにカメラエッセイをたくさん発表していて、当方はそれを楽しんで
読んでいたのであります人から、文章は上手ということになります。
 帯には「長年プラハにアトリエを構える写真家が『屋根裏』から見た、狂おしい魅力を
持つ街の姿。」とあります。
 そうなんだ、ちょうとくさんはプラハにアトリエを構えていたんだ。この本をちらっと
のぞいてみたら、次のようにありました。
プラハは写真家の楽園である。世界中でこれほど魅力のある都会を知らない。それは
巨匠 ヨセフ・スデクの仕事が示している。千年の古都を今に歩行して写真を撮影できる
のは奇跡のようなものだ。」
 プラハというのは、そういう街なのですね。
 もう一冊はこれであります。
マイ・バック・ページ - ある60年代の物語

マイ・バック・ページ - ある60年代の物語

 元版は1988年12月に河出書房からでていて、その後河出文庫に収録されています。
この本が平凡社からでたというのが意外な感じですが、これが映画となったのに、
原作の入手が難しかったことで新装板がだされたのでしょう。
元版に「加筆・訂正」を施したとありますが、これの読み比べをする余裕はありません
が、どういうところを訂正したのでありましようか。 
 さて、この二冊のうちの一冊は、たったの105円でありました。さて、どちらが105円
であったと思いますか。