鈴木正さんが朝日新聞10月22日夕刊に書いている文章を話題とします。
鈴木正さんという人のことは、ずっと気になっていたのですが、なかなか文章を見る
こともなしで、ここまできています。そのような時に、朝日新聞の記事でありまして、
これを多くの人に見て貰いたいという思いであります。
ウィキペディアの紹介によりますと、鈴木さんは「54年思想の科学研究会会員とな
り、中井正一、中江丑吉、狩野亨吉らを研究。」とあります。
拙ブログに鈴木正さんの名前がでてくるのは、いずれも狩野亨吉に言及したときに、
狩野さんについての著作にふれてのことでありました。
- 作者: 鈴木正
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2002/05/01
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
してが最初で、ついで中江丑吉との関連でありました。
「文化こそ戦争を滅ぼす」といったのは、金森徳次郎さんという方でありますが、この
方は、初代国立国会図書館長でありました。
- 作者: 金森徳次郎,鈴木正
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 1997/05/01
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
図書館運営委員長)などの力があったということですが、初代館長を補佐する副館長に
は、尾道市立図書館長をしていた中井正一さんが就任したのであります。こうした名前を
見ただけで、アレルギーをおこしそうな時代になっていますが、本当にそれでいいのかと
いうのが鈴木さんの文章であります。