当方にとって一番気になる今月の新刊というのは、語るに落ちるでありますが、次の
ものとなります。
- 作者: 小沢信男
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/10/01
- メディア: 文庫
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この時には、すでにブログに手をそめていましたので、これを話題にしておりました。
( http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20090913 )
文庫版が店頭にならぶ頃にも、ちょうど大阪におりましたので、元版に続いて大阪
で「東京骨灰紀行」を購入してやりましょうと書店の新刊棚をチェックしたのであり
ますが、これが入荷していなかったようで、空振りに終わってしまいました。
残念に思っていましたら、本日に待望のちくま文庫版「東京骨灰紀行」を手にする
ことができました。(ちくま文庫さんありがとうです。)
これまでにないこと、表紙カバーの折り返しにある著者写真はカラーの近影であり
ます。まず、この写真を拝見して、めでたく文庫となったお祝いを申し上げです。
当方より二回り上の卯年の先輩は、当方よりもずっと足が強そうであります。ここの
ところすっかり車で移動することに慣れてしまったやわな当方は、大阪で上本町から
四天王寺古本まつりを見物し、あべのまで歩いただけで足がいたくなり、帰りは地下
鉄を利用することになったのですが、小沢さんは、この文庫版あとがきのために、
再び、みたびと現地確認のため歩いています。
当方も、小沢さんにならってハッシュ・パピーの靴を愛用しているのですが、問題
は靴ではなくて、中身のようであります。