東京堂で買った本

 東京にいっていたときに土曜日にお話していた谷中の先生との会話中で、翌日の友人
との話しのなかで、長谷川兄弟の三男「長谷川濬」さんのことが話題となりました。
 長谷川兄弟のなかでは一番、知名度が高くないのでありますが、満州の歴史に残る
人物の側近ということで、芸術文学の世界でよりも、満州国を語るときに登場するのかも
しれません。
 友人からは、佐野真一さんの著書に長谷川濬さんが登場するぞと告げられました。
そんな話しをしながら、神保町の東京堂ふくろう店の地方出版物の棚をみていましたら、
次のものを発見しました。

 この本がでていたのは、もちろん承知していたのですが、いつか購入することができる
だろうということで、のんびりとかまえていました。( 函館にちなんだ本であります
し、今年の8月末に函館の美術館である「長谷川潾二郎展」を見物に行った時に、
どこかで購入できるはずと思っていました。)
 このようなマイナーな本が店頭にならんでいるのが東京堂でありましょうか。
ありがたく購入させてもらったのですが、このことを谷中の先生に報告いたしましたら、
それから数日してふくろう店にいったけど、棚には並んでいなかった。あったら購入した
のにと連絡がありました。