2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

そうつながるのか

新潮「波」に連載の北村薫さん「本の小説」は、8・9月と2回を使って「糸」 という作品を掲載です。 8月は北村さんが、「波」編集長と打ち合わせするシーンがあって、編集長は 大の小林信彦ファンであるということが書かれています。それから演芸の話から …

夏に送る

本日はかっての仕事仲間が亡くなって告別式があり、それに出席です。 当地は秋めいてきたとはいえ、まだすこし夏でありまして、この時期に厚手の 喪服を着てでかけるというのは、すこしおっくうなことです。 そんなふうに思っていましたら、夏に送るという言…

本日も古い手紙を

昨日に引き続きで古い手紙の山を整理しておりました。昭和15年くらいから のもので、なにかの基準にてらして保存して置こうと思った手紙が残っているの ですが、それにしてもずいぶんとあるものです。 昔は急ぐ時には電報で、普通は郵便で連絡を取るという…

わが家の古文書(?)

昨日に杉浦非水装幀の円本が、わが家にもあったはずと記して、本日は それを探してみました。探すまでもなく、あると思った場所にありました。 ちょっとくたびれた本ですが、間違いなく改造社版の文学全集の一冊です。 亡父の書架にあるもので、それは「正岡…

「波」9月号届く

外出より戻りましたら、新潮「波」9月号が届いていました。このところ 一番楽しみにしている定期刊行物であります。 今月は表紙がレトロでいいな、誰のイラストかしらと思って見たら、絵は杉浦 非水とありました。なんとレトロというか、当時のモダンであり…

緊急という日常

本日からなのかな緊急事態というのが宣言されて行動に制限が加わるように なったようです。北海道は広いので、札幌周辺とその他のところでは取り扱いは 違うようでありますが、このまちはその他地域ではありますが、この宣言にあわ せて土曜日から公共施設は…

暗き世に爆ぜ 小沢信男

小沢信男さんの遺著となった「暗き世に爆ぜ」(みすず書房)が、本日に届き ました。この本が入ったけどと言われて、急がないのでそのうち送ってよとお願 いしてあったものが、送られてきたものです。 届いてこの本を開くと、このあと小沢さんの新刊を手にす…

豚に真珠ではあるが

これまでまったく読んだことのなかった安丸良夫さんの本を手にすることに なりです。「法蔵館文庫」から「<方法>としての思想史」がでていて、これが 思いがけずにモール書店に並んでいたものですから、衝動買いをしてしまいまし た。 なかなか魅力的なタ…

すっかり高級魚に

秋は食べ物が美味しい季節でありまして、ほんと楽しみなことです。 魚でいえば秋刀魚と秋鮭と、どちらにも秋の字がついています。秋鮭は このところ不漁とはいうものの、稚魚の放流などが功を奏していて、そんなに とれていない感じはしないのですが、悲惨な…

夏は終わりに

当地はすでに風が涼しくなっていまして、暦は8月ですが、気分は秋であり ます。 そういえば来客がきたときに買った缶ビール(北海道限定 サッポロクラ シック)が一本冷蔵庫に残っていました。短かった夏を送るためにこれを飲ん でしまわなくてと、夕食の時…

新宿発月島行きか

八月になにか忘れ物をしたような感じで過ごしておりましたが、本日につら つらと考えて思い至りました。 この八月は、今年三月に亡くなりました小沢信男さんの初盆でありまして、 それにあわせてみすず書房から遺著がでたのですが、これの入手に手間取って …

すこし哀しい話

本日はたまたま午後の時間が空きまして、さてとりためてある音楽番組で もみましょうかとTVをつけてみましたら、服部文祥さんがでてくる番組が 放送中でありまして、そういえば本日は服部さんの番組があると告知されて いたなと気付き、この番組を見ることに…

リセットをかける

図書館から借りていた本は7冊ありました。これを一冊を除いてはすべて返却 して、すこし身軽にしました。読まなくてはいけないものや、読むつもりで買っ たもの、そこに図書館から借りてくるのですから、ほとんど消化できないのも 無理はないか。 それでも図…

何年遅れなのか

このところ坪内祐三さんの「靖国」を手にしたり、幸田露伴「一国の首都」を のぞいたりしてます。どちらも明治のはじめの頃の東京を話題としているのです が、明治の初めといえば、当地は蝦夷地からやっとこさ開拓使ができたところで ありまして、ほとんど先…

早熟な人たち

図書館から借りている本を返却する日が近くなって、あわてて手にとっていま す。それらの本の何冊かには、伝説的な早熟の逸話があることで、その方々は 子どもの頃に好きで好きでたまらなかったことを仕事にして、それを後年まで ずっと続けていた(いる)こ…

お盆期間に聞いていた曲

この8月には、BiSHと中納良恵さんのアルバムが発売されて、そのどちらも 購入し、これを聞きながら夏休み気分になるはずでありました。 ほとんど見物することのなかったオリンピックでありますが、水泳の女子の金 メダリストがBiSHのファンでライブにも足を…

お盆休みであったか

お盆のど真ん中で、本日は近所のスーパーへと買い物に行きましたが、これま での家族がたくさん集まってお盆を過ごすことを期待したお店は、けっこう力を いれて商品をならべていたようですが、そのわりにそうしたお客さんは見かけ ないことです。 それこそ…

これも何かの縁であるか

お盆ということで、数年前まででありましたら、帰省が話題になるので ありますが、昨年に引き続きで、このお盆は特に来客もなしで過ごすことに なりです。 とはいってもお墓と仏壇を預かっておりますので、これのお守りはいつも とおりでありまして、昨日は…

入荷したかな

本日の朝一番でラインがあって、本が入荷しましたよとのことでした。 別に注文してあったわけではないのですが、これはぜひとも欲しい物なので、 悪いけど確保しておいてね、そのうちで送ってくれるのはいいからと返信を することにです。 本日に入荷のお知…

本の発行者

本日に出先で数日前の新聞を目にすることになりました。 「ひと」という話題の人物紹介のところに「岩波書店の社長に就任した」という ことで「坂本政謙」さんが取り上げられていました。 岩波の編集者 坂本さんについては、佐藤正午さんの編集者として知る…

岩波少年文庫のあゆみ

岩波少年文庫は1950年創刊で、昨年で70年となっているのですね。 ほぼ当方の年齢に重なりますが、当方がこのシリーズを手にするようになった のはずいぶんとあとになってのことです。 そういえば、今から十年ほど前には岩波少年文庫60周年ということで販促が…

バトンはつながったか

夏の家利用者である小さな客人との話であります。直接に顔を合わせる のは一昨年の10月以来のことで、いつもは画面をとおして話をしていて、 どのくらい大きくなっているのかピンとこないのですが、直接ですと背が 伸びて大きくなっていることを実感すること…

月曜日はいつも

ハッピーマンデーなのか振替休日なのか、さっぱりわかりませんが、本日は お休みなのだそうです。祝日法でありますので、どのようにでも決めることが できるはずですが、動かない日(動かせない日)、動く日(動かせる日)が そこそこはっきりとしていて、そ…

知識人 / 編集者たち

オリンピックは本日で終わりとなりますが、夏の家はまだ続きます。 時間をみつけてはねころんで本を読んだりしていますが、野呂邦暢さんの 「愛についてのデッサン」をちびりちびりと読み、このブログのために、 昨日に到着した落合勝人さん「林達夫 編集の…

編集者でつながる

夏の家の客人たちがそろって外出している間、当方は一人で留守番をする ことになりです。本日はちょうど大手通販会社に注文をしてあった本が届く 日でありまして、これを無事に受け取ることができたのは良かったことです。 本日に届いた二冊の本は、どちらも…

しばらくは夏の家か

本日より来客ありで、夏の家の営業開始であります。本日は収穫体験であり まして、きゅうりとミニトマト、それに大根抜きをしてみました。 野菜はすべて完全無農薬でありまして、肥料も控えめで出来はそれなりですが、 味は自然な野菜のものでありましょう。…

軽井沢も暑いのかな

ここ何日か最低気温が20度を上回っていまして、このようなことは初めてで あります。涼しさが売り物の当地でありますが、今年は軽井沢よりも暑くなっ ていそうです。 とはいってもオリンピックの競技が行われている近くのまちよりは5度以上は 気温が低いよう…

景気づけになるか

このところは手持ちの本を何冊か読んでおりまして、それで手一杯である にもかかわらず、図書館へと行きまして新刊本の棚の前に立ちますと思わず 手が伸びて借りることになってしまいます。 どうせ読めないだろうなと思っていても、景気づけのようなことであ…

図書館へといって

先週に返却期限が過ぎていた本の借り換えなどのために、図書館へと足を運ぶ ことになりです。今回借りはしなかったのですが、図書館にあることがわかりま したので、その本をあわせてのぞいてみることになりです。 このところ手にしている宇能鴻一郎さんを取…

突然オシャカに

このところのTVは運動系の番組ばかりが目について、当方が好むゆるくて 毒にも薬にもならないものは、しばらくお休みとなっています。 こういうときには、録画した番組を見るにかぎると、レコーダーの電源をい れましたら、なんと電源ははいって起動エラーで…