2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

まっとうな読書で

購読している新聞の広告特集に「リーダーたちの本棚」というのがあり ます。経営者の方が登場して、影響を受けた本とか座右におく本を紹介して もらう企画ですが、本日に登場した車谷暢昭さん(東芝の代表執行役会長) の紹介するものは、普通の本好き(ちょ…

頭にのって

年明けの読書生活が、わりかし順調であったこともあり、自分へのご褒美 で本をすこし買うことになりました。まったくお手盛りとは、このことでありまし て、誰も褒めてくれない(このブログを読んでくださっている、奇特な方は別 かもしれませんが)のであり…

亡くなったのか

いまほどネットニュースを見ていたら、橋本治さんが本日亡くなったとあり ました。 先日に「ちくま」2月号が届いて、それの巻頭に連載されている橋本さんの コラムを読もうと思ったら、お休みとなっていました。 「ちくま」2月号の「編集室から」には、「…

六さんの本

最近に読んでいた「鶴見俊輔伝」に、次のくだりがありました。 「1970(昭和45)年春、鶴見俊輔は同志社大学教授を辞職する。六十年 代末からの学園紛争で大学構内の占拠を続ける学生たちに対し、教授会が 警察機動隊の出動を要請することを決め、実行…

先日の読書欄に

読書欄に掲載となる本は、当方が巡回する書店にはほとんど入荷する ことがなしでありまして、手にしてみることができないというのは淋しいこと であります。 先日の読書欄で目についたのは、次のものでありました。 白水社の新刊であるようですが、白水社の…

気分をかえて

今ほどまでテニスの全豪オープン女子ファイナルを見物でありました。 音を消して息をひそめて大坂さんの試合を応援ですが、めでたく厳しい試合 をものにして、拍手であります。 たぶん、大坂さんの母は北海道は根室の人でありまして、結婚した相手が よろし…

終えてブックオフへ

本日の検診はお昼前に終わりまして、そのあと支給されるヘルシーな お弁当をいただいてから、ブックオフへと足を運びました。 今年の二回目でありますが、前回に立ち寄った時に持ち合わせがなくて、 見送りにしたものが残っているはずなので、それを買ってお…

明日は検診なり

明日は年に一度の検診ということで、これ以降は絶食となりです。 すこし静かに暮らして、明日に備えなくてはいけませんです。どのような 数値がでるでありましょうね。毎年のように中性脂肪とかコレステロール のところが微妙となりますからして。 以前は、…

なんとか最後まで

黒川創さんの「鶴見俊輔伝」の最後までなんとかたどりつきました。 鶴見さんの本は、若い頃からずいぶんと買っているのですが、さっぱりと 読むことができていなくて、それこそ鶴見さんの本だけで未読の山が一つ できそうであります。 単行本の時に買って、…

密漁の海で

先月に話題となっている「サカナとヤクザ」を読んでいましたら、この中で 正統派ルポとして紹介されていたのが北海道新聞記者が書いた「密漁の 海で」であります。 vzf12576.hatenablog.com 先週くらいの新聞に、近所の河口付近でウェットスーツを着て海に入…

センターの国語

昨日まで大学入試センター試験でありましたが、その問題が新聞に掲載 されていました。ほとんど試験問題はちんぷんかんぷんであるのですが、現代 国語だけは、どのような文章が問題として採用されているのかとのぞいて見る ことになります。 過去には野呂邦…

生涯のコンビ

後年に松本昌次さんが創業した影書房の代表取締役となる庄幸司郎さん のことを、小沢信男さんは「通り過ぎた人々」で取り上げて、庄さんは松本さん の生涯のコンビとよんでいます。 この不思議な二人の関係について小沢さんの文章で見てみることにします。 …

いつも金の心配を

大きくても小さくても会社をやっていれば、資金繰りに苦労することで あります。特に細の出版社なんて、ひどく大変な思いをして本を刊行して いるのに、いつも懐具合は火の車でありましたでしょう。出版社に金を貸し てくれるような金融機関は高利貸しといわ…

松本さんといえば

昨日に話題にした編集者 松本昌次さんについてであります。 未来社を経てら影書房を創業した松本さんは、終始戦後派の編集者 でありました。当方は、松本さんが担当した戦後文学作家のものを 何冊か手にしただけでありますが、いまだに読むことができていな…

戦後が終われば

野坂昭如さんの新潮文庫「絶筆」の帯には、「この国に、戦前がひたひた と迫っていることは確かだろう」という言葉が掲載されていました。この本の どこかに、このままの言葉が登場するのかと思って、大急ぎでページをめくっ てみたのですが、すぐには見つか…

毎日読書欄はよろし

毎日新聞13日日曜日の読書欄(今週の本棚)は、トップに黒川創さんの 「鶴見俊輔伝」がおかれ(評者は加藤陽子さん)、その隣には福島紀幸さん の「ぼくの伯父さん 長谷川四郎物語」がのっていました(評者は堀江敏幸 さん)。 当方は毎日新聞は、数日遅れ…

本屋めぐり 2

先日の行きつけの本屋で購入した新刊文庫本であります。 これの元版がでたのは2016年のことだそうです。野坂さんが亡くなった 翌年に刊行となって、それから3年ほどたって文庫となりました。元版がでた のは知っているはずですが、中をのぞいてみたこと…

本屋めぐり

先日にあちこち用足しにいった時に、本屋にも立ち寄りました。行きつけの 本屋とブックオフでありますが、本屋では新刊の文庫本を確保し、ブックオフでは 申し訳ないような値段で「荷風随筆」を入手であります。 まずは新刊本のほうですが、これはでたら買う…

読むラジオ

戸田学さんの「話芸の達人」を昨日に続いて話題にします。昨日に肝心の ことを書き忘れておりました。 この本で一番感心したところについてでありますが、それは語り口調が 見事に文字(文章)化されていることでした。 ここで取り上げられている西条凡児さ…

あれこれ用足しに

本日は日中のお天気が良くて、気温はかろうじてプラスとなりました。 昨日に降った雪は、このお天気で大きな道路は溶けて路面がでていました。 朝一番で、パンの仕込みをして一次発酵を10時間ほどしてから、次の作業 にかかりましょうと思って、外出したの…

改革狂の時代か

「改革狂の時代」というのは、本日の朝日新聞朝刊 佐伯啓思さんの 「異論のススメ」の見出しにあったものです。 「バブルは崩壊し、経済は急激に失調するとともに日本人はまったく自信 喪失状態になった。そうなると、われわれはすぐに『外国雨の識者』の助…

本日から

本日から黒川創さんの「鶴見俊輔伝」を読み始めです。昨年に行きつけ の本屋に入荷しているのを見つけて購入したのですが、なかなか読む順番 がまわってきませんでした。 黒川さんが「新潮」で鶴見俊輔さんについてを連載していたのは承知して いましたが、…

ぼくの伯父さん

福島紀幸さんによる「ぼくの伯父さん 長谷川四郎物語」を読んでおりました。 読んでも読んでも読みつくすことができない長谷川四郎さんについての本で あります。なんとか最後までページをすすめることができたのですが、これは 長谷川四郎さんの文学世界へ…

うそつきは

先日の新聞広告に「うそつきは」という全面のものがありまして、これには 驚きました。ずいぶんと話題となったようでありまして、当方はほとんど縁の ない会社のものではありますが、ここは、毎年のように話題となる広告をだして いたとのです。 例年元旦の…

これを機会に

先日にブックオフで購入した「惜櫟荘だより」を読むことになりです。 長期にわたって「図書」に不定期連載となっている佐伯さんの「惜櫟荘」も のですが、いまは連載の第二部ともいえる「惜櫟荘の四季」というタイトルで 26回目を数えていました。岩波書店…

一日かかりで

先日に「TVチャンピョン」という番組を見ていましたら、パン作り職人 さんの対決でありまして、その対戦のひとつにそれぞれでクロワッサンを 作るというコーナーがありましました。 これを見ていましたら、クロワッサンが食べたいねという声があがって きて…

本日解禁に

年末にインフルエンザに罹患して、それから平熱に戻って3日経過したこと により、やっとこさで外出ができるようになりました。大晦日に当番医へといっ てから、久しぶりのことであります。 ということで、夕食の材料を購入にあわせて、今年初めてのブックオ…

なんとか最後まで

年明けとほぼ同時に読みはじめました「ニュルンベルグ合流」の最後の ページになんとかたどり着きであります。この厚さでありますので、読むことが できるかなと思っていましたが、そんな心配はありませんでした。ナチの戦争 犯罪についての法律議論のところ…

やっと紅白を

本日は夜になっておせちをいただきながら、すこしお神酒を含みました。 なんとなくお正月がきたという感じです。 その前におくればせでありますが、録画してあったNHK紅白を早送りで見る ことになりです。今年は歌合戦というよりは歌謡祭でありまして、ベテ…

東京JAZZを聞きながら

本日はほぼ平熱となりましたので、いまだ風邪の症状は残っていますが、 着替えをして、一日を過ごすこととなりました。昨日は横になって本を読み うとうとすることが多かったのですが、そのたびに奇妙な夢を見て、これが なかなか面白いものでした。夢は第二…