2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

見てから読むか

その昔の角川映画のキャッチコピーに「読んでから見るか、見てから読むか」とい うものがありました。どの作品のころにでたものであったのかわかっておりませんが、 映画作品とあわせて角川文庫の原作を売り込もうという戦略でありました。 当方の「見てから…

特別列車の旅 2

先日の特別列車があっという間に通過したであろう丹東と新義州という国境の街の 話を、古山高麗雄さんの小説にそってでありますね。 まずは「小さな市街図」からでありますが、朝鮮半島の38度線より北を故郷とする 日本人は、そこを離れてから、ほとんど訪問…

特別列車の旅

先日のTVニュースを見ておりましたら、特別仕立て列車が国境の川にかかる鉄橋を 通過していくのが映し出されていました。この列車は要人一行が乗車しているものと のことですが、鉄道ファンならずとも、この特別列車がどのような編成となっている のか、内部…

久しぶりのブックオフ

どのくらい間隔があいたら久しぶりというのでしょうね。今月の初めにいったきり で三週間くらいですから、そろそろ禁断症状がでてくるころでありました。 このくらい間隔があきますと均一本のところにも、見慣れぬ本がならんでいたりで す。ということで、本…

図書館で手にした本

本日は時間待ちがありましたので、まずは図書館へといって、開架の本を眺めており ました。新刊のところには、特にこれはというものがなく、エッセイのところにあった 梁石日さんの「魂の流れゆく果て」をしばし手にしておりました。魂の流れゆく果て (光文…

日中気温上がる

ここのところ日中の最高気温が10度を超えるようになりました。おひさんがでてい るとストーブは必要でなく、昨夕は二階で過ごしていても寒さを感じませんでした。 久しぶり、二階に設置しているWindowsディスクトップパソコンで、ブログの更新作 業を実施で…

早くも三回忌

本日は拙ブログをよく訪ねてくださった「仙台が親戚」さんの祥月命日となります。 2016年に急逝されましたので、本日は早くも三回忌となります。亡くなる数日前にも 連絡をいただいたりしておりましたので、まさかそんなに早くにお亡くなりになると は思って…

昨日の本屋で

こちらの街の本屋さんは、どちらも高校教科書の販売がはじまっていて、賑わって います。本屋さんは、いつもより人を増やして対応をしているのですが、ついでに文 庫本の小説でも買ってくれればもっといいのに。いつもこのくらいの売り上げがあれ ば、街の本…

最南端の街 3

先日にTVで見たパタゴニア最南端の街「ウスアイア」はずいぶんと開けた街のように 思えましたが、チャトウィンが訪れた1975年には、まだまだ今のように観光客が来る街 ではなかったようです。 チャトウィンの「パタゴニア」では、次のように書かれています。…

最南端の街 2

当方は、日本からほとんど出たことがないのでありますからして、日本から一番遠い ところにある街「ウスアイア」に行く可能性は、ほぼゼロでありましょう。 「パタゴニア」といえば、USAのアウトドア用品を販売するメーカーの名称でもあり ますが、こちらの…

最南端の街

本日の朝にBSTVを見ておりましたら、「世界街歩き」という番組がアルゼンチンの 「最南端の街」を取り上げていました。 これはパタゴニアの街であるなと思って、早速のこと近間においてあった河出文庫 のブルース・チャトウィン「パタゴニア」を取り出してき…

「本の雑誌」4月号

そういえば「本の雑誌」4月号が届いておりました。 坪内祐三さんの「読書日記」を見ましたら、1月14日(日)のところに、次のように ありました。 「朝、朝日新聞に載った原武史の書評にあきれる。両国国技館についたのは十二時半」 坪内さんがあきれたとい…

待ち時間に本を

本日は午後から歯医者へと通院でありまして、診療予約をして行きますので、待ち時 間はいくらもないのですが、待合室で読むための文庫本を持参でありました。 この歯科医院の待合室には「週刊文春」がありまして、ふだん眼にすることのないコラ ムなどを見る…

昨年の今頃は

昨年のこの時期は、大阪へといって相撲見物をしていたのでありました。 ちょうど稀勢の里が横綱に昇進して初めての本場所でありましたし、大阪出身の人気 力士も元気でありましたので、大阪場所のチケットは発売してすぐに完売となり、そ れこそプラチナチケ…

つまみ読み

本日はパンつくりの一日でありました。仕込みは前日夜にすませておいて、夜通し 発酵させて、午前に成形して焼き上げるという目論見でありましたが、今回のりんご 酵母による種は、朝になってもあまりふくらんでいなくて(温度が低いからでありま しょう)、…

なんとか読了

本日は佐藤正午さんの「鳩の撃退法」の残り150ページほどを読んでおりました。 なんとか本日で読了であります。昨日にもすこし記しましたが、普通ではない小説で ありまして、こういう作品は好みがわかれるかもしれませんですね。当方の場合は、 このように…

北へとむかう

本日の11時から一時間半ほど散歩に歩いていましたら、北に向かう白鳥の群れを何度 も目撃することになりです。1日に何百キロも移動するのでありますからして、この時 間に北へとむかう群れの、本日の休憩地はどちらになるのでありましょう。 当方の散歩コー…

帰り道に本屋へ

本日は野暮用で外出をしていました。お天気がよろしく、春を感じることでした。 野暮用を終えて、帰宅する時に街の本屋へと立ち寄りました。先日にここで「鳩の撃 退法」上巻を購入しましたので、たぶん下巻は売れ残っているだろうと思ってのこと です。どう…

つっこみながら

本日はこれまでのところ、ほぼ「鳩の撃退法」上巻を読んでいたのでありますが、 いまだ最終ページにたどりつかずであります。本日の早々に上巻を読み上げてしまっ たら、下巻確保はどうしましょうと思って、お昼の散歩の折に、途中にあるコンビニ 書店に立ち…

ちょっと長いかな

消化できない金井美恵子さんの文章は、おなかの中にたまっているのですが、はし やすめで、もうすこしのみ込みやすいと思われる小説を手にしています。鳩の撃退法 上 (小学館文庫)作者: 佐藤正午出版社/メーカー: 小学館発売日: 2018/01/04メディア: 文庫こ…

読み終えたはずの

金井美恵子さんの「スタア誕生」のほぼ最後のページまでたどりつきました。 とっても読みましたなんていうことはできないことであります。単純な小説でありま したら、まずはひととおり筋を追ってページをめくっているうちに、最後のページと なるのですが、…

スズラン通り

金井美恵子さんの「スタア誕生」には、「スズラン通り」という名の章がありです。 書き出しは、次のようになります。 「スズラン通りなんて言ったって、そもそも、スズランという花は寒い地方や山の奥の 谷間に咲いているのだし、感じではスズのランって書く…

ミサイルはとんでくるか

半年ほど前の新聞をまとめて見ておりましたら、次々と政権に打撃という記事が掲載 されていまして、この時点で国政選挙をやったならば、政権与党はどれだけ議席が確保 できるかという見通しでありました。 その状況に助け船をだしたのは、朝鮮半島からとんで…

今年の芸術選奨は

本日の新聞に第68回「芸術選奨」の発表がありました。当方の目を惹いたのは文学 部門のお二人であります。カストロの尻作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/05/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る光の犬作者: 松家仁之…

スタア誕生など

金井美恵子さんの「スタア誕生」をすこしずつ読んでおります。一気に読み上げる というようなタイプの小説ではないので、すこしずつ読むのがいいのでありましょう。 断片化されたエピソードが、あちこちにちりばめられていて、それは記憶に残るの ですが、そ…

ブックオフでもう一冊

昨日のブックオフでは、もう一冊購入しておりました。こちらのほうを先に手にし ておりまして、そのあと「中上健次全集」を見つけたのでした。北海道の地名作者: 山田秀三出版社/メーカー: 北海道新聞社発売日: 1984/10メディア: 単行本この商品を含むブログ…

散歩がわりの

当地は先日に降った雪が、その後の暖気と雨のせいでとけて、道路はぐちゃぐちゃに なっています。昨日は、温かいお昼の時間に散歩にでたのですが、歩道は水たまりと べちゃべちゃの雪のために歩きににくいことおびただしです。 ということで、本日は散歩のか…

スタア誕生かな

なんとか金井美恵子さんの「スタア誕生」にたどり着きました。『スタア誕生』作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2018/02/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る 帯には「あの人たち、あの娘たちは今どうしているのだろうか」…

落雪つづく

本日は朝からプラス気温が続いて、夜にいたっています。アメダスによりますと一日 で積雪は三センチほど減っています。暖気によって、先日に降った雪がどんどんと溶け ていることになりです。 住宅の屋根の雪もどんどんととけていて、日中からなんどもどんど…

本日の持参本

本日の午前は短時間の人間ドックでありました。朝八時前に自宅をでたのですが、 自宅周辺の生活道路は、このところの雪がシャーベット状態となっていて、ハンドル をとられて走りにくいことでした。目的地にいくまでに路肩に乗り捨てられた車や 事故を起こし…