2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

波と図書 9月号 3

図書9月号にあった高村薫さんの「少数派の独り言」という文章をみていましたら、 本日手にした新聞夕刊には、金時鐘さんへのインタビューでも「絶対少数者」という 言葉が目に入りました。 日本の先住民であるところのアイヌの人々や併合された琉球の人、そ…

波と図書 9月号 2

「図書」で毎号楽しみにしているものに、高村薫さんの「作家的覚書」という連載 があります。9月号は「少数派の独り言」というタイトルとなります。 当方もこのような駄文を書き続けているのですから、けっして社会の多数派ではな く、天然記念物ではありま…

波と図書 9月号

本日に新潮「波」と岩波「図書」が一緒に届きました。さっそく両方とも取り出し て、中をのぞいてみることになりです。まずは目次と新刊広告をチェックです。 この両号ともに池澤春菜さんが文章を寄せているのが眼をひきました。 「図書」では、先月号に掲載…

女性への期待 2

昨日に清水真砂子さんの「幸福に驚く力」に収録の文章を話題としましたが、本日の 新聞読書欄に清水さんの寄稿がありました。これはタイミングがよろしいことで。 清水さんは児童文学者で、翻訳家となります。翻訳を手掛けた一番有名な作品は「ゲ ド戦記」で…

女性への期待

もうずいぶんと前のこと松田道雄さんが「私は女性にしか期待しない」という本を 岩波新書から刊行しました。 その当時は、女性の社会進出がいわれていた時代です が、早速に購入して読んだものの、内容はすっかり忘れていて、タイトルだけが強く 記憶に残っ…

ありふれた老い

すこし煮詰まっていますので、ちょっと気分をかえるために本屋へとでかけようで あります。とはいうものの、市内の新刊本屋では、ほとんど想定外の出会いをすること はできなくなっているようです。 このことは、別に当方の住まっているところだけでなく、全…

トリプル台風

台風が通り過ぎて、二日ほどお天気の良い日が続きました。ちょっと湿度が高い ので蒸し暑いという声がでていたのですが、最高気温は26度くらいです。申し訳ない ほどの涼しさです。本日は最高気温は22度で、天気は下り坂となっています。 北海道は広いので、…

本日到着せり

本日に注文してありました大西巨人さん光文社文庫版「神聖喜劇」第一巻が届き ました。これで読みすすめる準備が完了です。これまでの光文社版 単行本とあわせ て、その日の気分で読み分けることにしましょう。 ちなみに単行本のほうは、栃折久美子さんが装…

どの版で読むか

ひとつのタイトルの本にはどのくらいの版があるのかなということを、ちらっと 思ってしまいました。くりかえし各社から単行本としてだされ、しかも文庫化もされ ている作品であります。 最近の作品ではあまり思いつきませんので、やはり古典となる作品でしょ…

どれなら読めるか

なかなか読み通すことのできない小説の場合ですが、これなら読めるかもしれない と思って、いくつかの版本を購入することになりますね。 翻訳小説の場合でありましたら、単に版型だけでなく訳者が変われば読めるのでは ないかと思うことです。 このままずっ…

さてどちらへ

ページを稼ぐためにといって手にしていた辻原登さんの「花はさくら木」を、なん とか読みおえました。花はさくら木 (朝日文庫)作者: 辻原登出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/09/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (6件…

リオと甲子園と相撲

リオのオリンピックもそろそろ終わりが近づいています。国家があまり前面にでる のはいかがかとは思いますが、同じ人間であるとは思えないアスリートたちの技に 眼を奪われることであります。 本日の午前は、陸上競技男子400メートルリレーを見て、驚きまし…

「本の雑誌」9月号から 2

「本の雑誌」9月号を見ていましたら、別なところにも山川方夫さんへの言及があり です。一冊の雑誌で、図らずも二箇所に山川方夫さんの名前がでてくるのが「本の雑 誌」でありますね。 昨日に引用したのは、メイン特集「映画天国!」の高崎俊夫さんのもので…

「本の雑誌」9月号から

「本の雑誌」9月号は、通して399号となります。次号は400号記念となるのだそう ですが、ほんとよくぞ持ちこたえたことです。創刊は1976年4月とありますが、当方 が手にできるようになるまでには、ずいぶんと時間がかかった記憶があります。 とにかく、どのよ…

喜ばしいこと

本日はこちらに台風が接近でありました。午前中は雨もそれほどではなく、お天気 がひどくなる前に用足しをしなくてはと外出をいたしました。 当方の用事は図書館への本の返却と、再度の貸し出しを受ける手続き、そして「本の 雑誌」の受け取りでありました。…

お盆のブックオフ

お盆期間でありますが、ことしはどうしたことか盆踊りの音楽が聞こえてきません。 当方の住んでいる町内は盆踊りの行事はないのでありますが、隣接する町内はお盆に あわせて夏祭りを開催し、盆踊りをやっていて、これまでは風にのって太鼓の音とか 音楽が聞…

本の虫干し 2

本日はいよいよ地下の室においたままになっている本の救出作戦です。家を建てる 時に、すこし大きめの室を確保しました。高さは1.5メートル弱で、三畳分くらいで しょうか。ダンボールに詰め込んだままの本とか、各種のパンフレット、それにいつか 切り抜き…

ページをかせぐ

毎日すこしでも本を読み進みたいと思うのですね。あまり派手ではない長編小説を、 毎日すこしずつ読んで最後までたどり着くというのは、ほんとゆっくりペースの持久 走のような趣であります。しかしこういう小説というのは、定期的に給水ポイント を設けなが…

お寺から本屋へ

盆の入りとなりまして、本日はお寺へといってきました。ちょうど土曜日という こともあって、多くの方がお参りにいらしてました。 本屋へと行く前にお寺へと行くというのは、心がけの良いことで、これはなにか ごほうびがあるのではと思って足を本屋へとむけ…

本の虫干し

このところお天気がよろしくて、窓をあけるとさわやかな風がはいってきますので、 これを機に本の虫干しであります。和本があるわけではないので、虫にくわれる心配 はほとんどないのですが、押し入れに押し込んである本などは、すこしだしてきて、 風にあて…

地球の裏側から

ここのところ地球の裏側で開催されているオリンピックが一番話題でありまして、 時差のせいもあって、ほとんど24時間オリンピック漬けという感じであります。 今回は日本選手たちの成績がよろしいので、選手強化にあたっている関係者たちは ほっとしているこ…

お盆の準備

本日はお天気がよろしとなりました。からっと乾いた晴天で、そこそこ日差しは 強くなりましたが、最高気温は26度。これはすごしやすしです。お昼頃に歩いて 金融機関までいってきたのですが、そのついでにちょっと足をのばして5千歩ほど 早足散歩ですが、汗…

本日はブックオフへ

外にでたついでにブックオフに立ち寄りました。 店に入りましたら、お盆期間中の3日間に限ってのセールを行うとの告知が ありまして、これはその時まで買い物を控えたほうがよろしかと思った次第。 経営方針がかわったせいもあって、ブックオフもこのところ…

読んでいた本

ここのところ何日か読んでいた小説です。 先週に青春18キップの旅を行ったのですが、その時乗り換えの時間待ち合わせを利用 して駅近くの大書店へとむかいました。だいたいこのへんの棚にあるはずと思って見て みたのですが、うまく見つけることができず、設…

最高気温は24度

本日はお天気はまずまずで、最高気温は24度と過ごしやすい一日となりました。 暑さのために体力が落ちて、体調を崩されている方には、ぜひとも当地にきて夏を 過ごされることをおすすめいたします。エアコンによる冷房はもちろん不要であり まして、わが家に…

夏日に届かず

日ごろ涼しい当地も、昨日までの数日は最高気温が28度くらいとなり、夏日を記録 しました。 本日も午前中から太陽がでてぐんぐんと気温があがったように思えたのですが、最 高気温は24.8度ということで夏日になりませんでした。本日は全国的には猛暑日を記 …

本日は「FAKE」へ

この町のミニシアターで上映の森達也さんの「FAKE」が、本日最終日ということ で、見物にいってきました。( http://www.fakemovie.jp ) お客は、当方をいれて2名。これはもったいないことと、友人に本日までだから 是非とも見たらよろしいよと連絡をいれまし…

青春18キップの旅

先月末のこちらの新聞には、「JR、路線網見直しへ」という大きな見出しがありま した。北海道の鉄道は、すべての路線が赤字ということになっていまして、これから も毎年のように廃路線が具体化していきそうです。 ちなみに、1日1キロあたりの平均利用者数…

図書館から借りた本

昨日に図書館へといって二冊借りてきておりました。 一冊は昨日に話題とした「書物史への扉」でありましたが、もう一冊もどういうわ けか岩波のもので、しかも岩波らしからぬ一冊です。上方漫才黄金時代作者: 戸田学出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2016/0…

月がかわって

月がかわって岩波「図書」8月号が届きました。これの編集後記「こぼればなし」を みていましたら、「図書」の顔を2008年1月から2014年12月まで飾っていた宮下志朗 さんによる書物についてのものが一冊にまとまったとありました。カラー版 書物史への扉作者: …