2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

これから買う本

先日にネットを見ていましたら、山口昌男さんの新刊がでると告知がありました。 いまだ確保にむけて動いていないのでありますが、本日届いた「一冊の本」2月号の裏 表紙のところに晶文社の広告がありまして、そこに山口さんの新刊の告知がありまし た。エノ…

ブックオフでも

昨日は「芸術新潮」を購入してから、ブックオフにも立ち寄りました。 百円本を何冊か確保できぬかと思って棚を見ていましたが、これはと思うものがなし でありました。なかに一冊、気になったものがあったのですが、当方の守備範囲のもの ではなかったので、…

芸術新潮 2月号

本日の仕事帰りに、本屋に立ち寄って赤い表紙の「芸術新潮」2月号を購入しました。芸術新潮 2015年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/01/24メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見る 小さなスーパーのなかにある本屋で、ここにある…

44年前のこと

「ちくま」二月号に藤森照信さんによる「光を与える人 追悼・赤瀬川原平」という 文章が掲載されています。 藤森照信さんがデビューしたのは「明治の東京計画」という著作(たしか博士論文が 単行本となったもののはず)によってでありました。建築学科を卒…

駆け足で読了 3

監禁された非常勤看護師 アレックスさんの読書歴から、どうして彼女は監禁される にいたったか理解することができるだろうかというのが、本棚探偵見習いである当方の 関心であります。( その昔、「本の雑誌」の企画で、本棚の写真を見て、その持ち主 がどの…

駆け足で読了 2

今年は、すこし本を読みたいと思っていますが、なかなか思うにまかせずでした。 駆け足で読んでいたのは、昨年のミステリ六冠王「その女アレックス」であります。その女アレックス (文春文庫)作者: ピエールルメートル,橘明美出版社/メーカー: 文藝春秋発売…

駆け足で読了

昨日の夜からミステリーの文庫本を手にしていました。昨年から話題になっている 次のものです。その女アレックス (文春文庫)作者: ピエールルメートル,橘明美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/09/02メディア: 文庫この商品を含むブログ (159件) を見る…

相手にもしたくはないが 2

雑誌「クロワッサン」の対談で、香山リカさんは、差別的な言葉が公然と語られる ようになったきっかけについて「やはり匿名で書けるということが大きいですよね。」 といっています。 ネットの世界こそ、差別の温床であるということになります。当方が関心の…

相手にもしたくはないが

当方のところに滞在している大阪からの客人が、外出したときに 「クロワッサン」を買ってきていました。食べもののほうではなく、 雑誌のほうです。 この雑誌を手にしたのは、実に久しぶりのことでありまして、最近は どのようなことになっているのかと思い…

久しぶりに本屋へ

今月に入って、新刊本屋へといったのは一度きりで、いくらなんでもこれではだめで あります。自宅の近所に新刊本屋がなくなったというのが、ひびいていますが、あって も、食指が動くようなものがなければ欲求不満がたまるだけです。 仕事帰りに新刊を置いて…

没後50年

先日に山川方夫さんが、今年は没後50年と話題にしました。1965年に亡くなっている のですが、亡くなって50年が経過すると著作権が消えるので、没後50年というのは、 その作品に再度光があたることになるようです。 今年に刊行されるという谷崎潤一郎全集も、…

連日の降雪で

例年、この時期は降雪のために飛行機の運航がずたずたになるのですが、自分に関係 がないときは、ああまたかという話ですが、身内の搭乗が予定されている時は、そうい うわけにもいかずでありません。 先日は、二時間遅れで飛ぶことが出来たのでありますが、…

未年といえば

今年は、乙未(きのとひつじ)とのことです。1955(昭和30)年生まれの人が還暦を 迎えることになります。未年といって思い浮かべますのは、「羊の歌」でありますね。 未年になったら、加藤周一さんの文章を読もうと思っていたのですが、あまり具体化 せずに…

本日の読書欄から

本日に手にした新聞の読書欄には、「渡辺雄吉写真集 張り込み日記」が紹介されて いました。張り込み日記作者: 渡部雄吉,構成と文乙一,AD:祖父江慎出版社/メーカー: ナナロク社発売日: 2014/11/14メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る 年が明…

降ったりやんだり

朝起きたら雪となっていました。 年前にはすこし雪が降りましたが、年明けからはからからのお天気がつづき、この ような日がすこしでも続けば、車で移動するのにも苦労しないと思っておりました。 当方の住んでいるまちは北国とはいっても雪が少ないので、屋…

「本の雑誌」2月号 4

「本の雑誌」に掲載の穂村弘さんのエッセイにある「薄い文庫本」に反応しています。 岩波で厚い文庫本といえば、なんでしょう。最近であればプルーストの小説には 厚いものがありましたですね。購入はしていませんが、野間宏さんの「青年の環」の 第五巻は、…

「本の雑誌」2月号 3

今月の穂村弘さんのコラムはタイトルが「薄い文庫本」となっています。 書き出しは、次のようになってました。 「薄い文庫本に惹かれることがあるのは何故だろう。前にも書いた『異邦人』とか、 『恐るべき子供たち』とか。先日は、本屋で待ち合わせをしてい…

「本の雑誌」2月号 2

「本の雑誌」は1月号から連載の変更などがあったとのことです。 気がついたら若島正さんが1ページのコラム「記憶の本棚」を受け持っていました。 これがまあ由緒正しくない本を中心にとりあげるもののようでありまして、ずいぶんと 守備範囲が広いのに驚い…

「本の雑誌」2月号

「本の雑誌」2月号の特集は「カラーブックスが好きだ!」であります。本の雑誌380号作者: 本の雑誌編集部出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2015/01/08メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る 何号か前にはさみこんであった読…

文春文庫新刊 3

丸谷才一さんの「腹を抱へる」に収録されているエッセイで古いのは1970年の「女性 対男性」にあるものです。すでに小説は刊行され、批評集も「梨のつぶて」をだして いましたが、エッセイ集は、この「女性対男性」が最初でした。 当方が丸谷才一さんのことを…

文春文庫新刊 2 

今月の文春文庫新刊「腹を抱へる」には丸谷才一エッセイ傑作選1となっています が、帯には、「丸谷才一全集 全十二巻 待望の完結」とありますので、これは完結 記念的なものでしょうか。 「全十二巻」で丸谷全集というのに無理があると思うのは当方だけでな…

文春文庫新刊

本日は文春文庫の新刊を二冊購入です。腹を抱へる 丸谷才一エッセイ傑作選1 (文春文庫)作者: 丸谷才一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/01/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る人生、何でもあるものさ 本音を申せば8 (文春文庫)作者: …

本が本をよぶ 6

先日に購入した中島京子さんの「小さいおうち」は、「ブルータス」に掲載の豊崎 社長との対談を目にしたからであります。小さいおうち (文春文庫)作者: 中島京子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/12/04メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブロ…

本が本をよぶ 5

1月4日に購入した本を話題とするのでありました。 両端に置かれているのはナンシー関さんのものでした。ナンシー関さんのドラマが あって、その再放送が昨晩にありました。(NHKBS) 当方は、前回に引き続きで、今回も見たのでありますが、ナンシーさんを演…

本が本をよぶ 4

「蘭学事始」を話題としますと、一月ということもあって「おらんだ正月」という ことを思いだしました。 「おらんだ正月」については、以下のところから何日か話題にしておりました。 ( http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20090123 ) 「蘭学事始」によばれる…

本が本をよぶ 3

小沢信男さんの「東京骨灰紀行」を開いていたら、「蘭学事始」によばれました。蘭学事始 (岩波文庫 青 20-1)作者: 杉田玄白出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1982/03メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (5件) を見る 築地に「解体新書」に…

本が本をよぶ 2

本が本をよぶであります。 昨日に午前中に小沢信男さんの「東京骨灰紀行」を読んでいて、「蘭学事始」の記述 を目にしておりましたら、午後にブックオフへといきましたら、岩波文庫「蘭学事始」 が売られていました。これはほんと珍しい。 どなたかが亡くな…

本が本をよぶ

お正月行事がひととおり終わって、本日は予定なしの日曜日となりました。 予定ではすこしまとまった読書をするという意気込みではありましたが、あけてみま すと、見事に計画倒れであります。 それでも年の初めの読書は、日頃親しんでいる著者のものの再読か…

読書入門 2

「ブルータス」の「豊崎社長と中島京子」さんの棚にならって、当方も棚をつくって みることにしました。「ブルータス」に掲載の棚写真をみても、これはお二人の本を 借りてきて並べたもののようですから、こちらは書名のみをならべてみることにして、 本をあ…

読書入門

「ブルータス」の「読書入門」から話題をいただきです。BRUTUS (ブルータス) 2015年 1/15号 [雑誌]作者: マガジンハウス出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2014/12/15メディア: 雑誌この商品を含むブログ (10件) を見る 還暦過ぎたじじいがいまさら「…