芸能本を二冊

 図書館本の借り換えでありまして、本日は楽しく読むことができた矢野誠一

さんの本を戻して、新刊棚におさまっていました芸能関係の本を二冊借りるこ

とになりました。

 たしか一冊は、先日に読書欄でみかけたのではなかったろうか。(すぐに

忘れてしまいます。)

 その一冊は、若い芸能研究家によるものですが、もちろん当方は初めて

お名前をききました。著者の紹介をみましたら、演芸研究誌を月刊でだして

いるとのことですから、これはすごいことです。

 1996年生まれとのことで、おいおいその若さで「全史」なのかよ。

 漫才といえば、ずっと上方が優勢でありまして、大学スポーツであればアメリカン

フットボールのようなところがあります。最近になってナイツなどの活躍もあって、

すこし盛り返しているようではありますが。

 当方にとっての東京漫才といえば、最初はラジオで聞いていたように思います

が、コロンビアトップ・ライトあたりが最初なのかな。それから獅子てんや・瀬戸わんや

などを聞いて、あとは内海桂子・好江という流れになるのか。

 一番笑ったのは、Wけんじ(この人たちの全盛期はすごかった)、それから三球、

照代の地下鉄ねたですね。

 そんなことを思いながら、この本を手にしてみましたら、Wけんじさんが登場する

のは、この400ページの本も終わりに近くなってからですので、それだけ前史が長

いということになり、勉強になりそうです。

 この本のあとがきをみますと、著者は大学在学中に難病を罹患とあります。

「今に至るまで筆者は寝たり起きたりの生活を続けながら、芸能研究という信仰に

すがって生きている。苦しい時、哀しい時も芸能研究を糧に『まだ見ぬ世界を見たい』

という一心でここまで続けてきた。」

 なんともはや、これを読みますと、西村賢太さんを思い起こさせることであります。

西村さんの二の舞にならぬよう、健康には気遣ってほしいものです。

 もう一冊は、次の機会にです。

読書アンケート 2023

 本日に注文してあった「読書アンケート 2023」が届きました。

 これまでは「みすず」の特集号として出ていたものが、単行本(というか雑誌)

の形ででるようになったもの。これが定着してくれましたら、これからもずっと

手にすることができるということですね。

 この本を手にして一番最初に思ったのは、そういえば、昔の雑誌ではこのよう

なのを特集にしたものがあったなということです。頭に浮かんだのは「リテレール」

でありました。安原顕が亡くなったのは2003年とありますので、もう20年も昔の

ことになります。

 今回も気になる方が何をあげているかからのチェックです。

 一番当方と相性が良いと思われる識者は、その方があげている5冊全部を当方

も手にしておりましたので、相当に影響されているということがわかります。

おお、この方のいない読書アンケートは考えることができないぞということで、これ

山田稔さんで、あげているのは編集工房ノアの本一冊と中公文庫三冊であり

ました。どこかで誰かが山田稔さんがあげているのは、この四冊ですよと書き込み

しそうでありますが、当方は、この本に直接あたって確認してよというにとどめます。

 先日にSNSを見ていましたら、原武史さんがみすず読書アンケートにはこの本を

あげましたと書名だけ紹介していましたが、そうでありましたら、もうすこし紹介しや

すいのでありますが。

 楽しみにしていた松家仁之さんは、まったく当方の手にしたことのない本ばかり

であり、武藤康史さんは当方も昨年の印象に残る本にあげたものでかぶりました。

 何冊も、これを手にしてみたいと思うものがあったのですが、そうしたなかの一冊

を紹介です。

 この本をあげているのは千田善さん(国際ジャーナリストだそうです)。紹介文は、

以下のものです。

「旧ユーゴスラビア研究の第一人者による単行本未収録の著作・講演・エッセイ集

一番面白かったのは、同氏の幼なじみ高木一成氏による後記『山崎洋君のこと」。

ゾルゲ事件連座し、網走刑務所で獄死したクロアチア人のジャーナリスト、

ブランコ・ヴケリッチを父に持つ山崎氏の伝記である。」

 そういうことなのかであります。山崎佳代子さんのことを検索しますと、山崎洋さん

が連れ合いとあるのですが、このような人であったのかと改めて山崎洋さんを検索

することにです。

 

 

2回連続で苦戦

 本日はパン作りの月曜日でありますが、これまでのところあまりパン種が

あがらずで苦戦であります。朝の酵母種はそこそこあがっていましたので、

なんとかいけるだろうと思ったのですが、予定の15時くらいになっても、思った

ほどあがらずで、これはだめだなと、ドライイーストを加えてこね直して、それか

らまた発酵に入ることです。22時現在、いまだ二次発酵途中でありまして、

焼きに入るのは何時になるのかです。(うまくいかないと、上がらずで、しかも

酸味がでるのですよね。)

 パンの作業をしながら、本をつまみ読みです。

 図書館から借りている矢野誠一さんの本は、ほぼ最後のページまでたどり

つきましたので、これは次回図書館へと行った時に返却することにいたしま

しょう。

 つまみ読みは佐藤正午さんの「書くインタビュー6」でありました。12月に購

入して、そのときに流して、ここでも話題にしたのですが、とりあえず、もうすこし

ゆっくりと目を通してみることにです。

 66歳の佐藤正午さんの日常ですが、左耳の難聴と聴覚過敏のところで目が

とまることです。当方は突発性難聴の経験者でありますので、当方の状況と

比べて読むことになります。

 佐藤正午さんの左耳難聴のほうが、当方よりも若くて罹患したことになります。

「難聴は昔からあった。いつから、とかもう憶えていない昔から左耳の聴力は右

よりも弱かった。・・・去年あたりは、右耳に手のひらで蓋をして、左耳だけでテレビ

の音声を聞き取ろうとしてもなかなか困難というところまで聴力が低下していた

が、加齢のせいもあるだろうとしじたばたしても仕方ないと諦めていた。

ほかの二つの症状、耳鳴りと聴覚過敏にくらべたら何てことない。ふつうに聞こえ

る右耳が残っているし。」

 当方は左耳が突発性難聴となってから、難聴となったというような記述に反応

するようになったことです。昨年に見た映画でも安藤さくらさんが演じる主人公は

DVにあって、左耳(どういうわけかみな左です)の鼓膜が破れ、難聴になったと

いう設定でありました。

 佐藤正午さんの文章を読みますと、相当に聴覚過敏はひどいようでありまして、

ほんとこれと比べたら、左耳難聴はまだまだ救われていると思うことです。

本日は隣の町へ

 昨日にBS4Kで放送のあった宮本浩次さんの「ロマンスの夜」ライブの録画を

友人にお願いをしておりましたが、無事に録画できたよと連絡がありましたので、

午前に受け取るために外出であります。

 当方のところには、いまだ4K録画のブルーレイを見られる環境がないことも

あって、その番組を再生して見せてもらうことになりです。有機EL4Kでみますと、

なかなか素晴らしいことでありまして、またまた迷ってしまうこと。来月には

カバーズフェスの生放送をBS4Kでやるとかで、この番組にアイナ・ジ・エンドさん

が初登場ということもあって、BiSHファンの当方は揺れが続きます。

 本日のお礼を兼ねての手土産は、昨晩につくりましたいちごケーキでありまし

た。昨日の夕方に放送のあった「人生の楽園」という番組で、脱サラした男性が

菓子職人となって、いちごショートケーキをメイン商品にケーキ屋を開業したと

ありまして、いちごショートの製造過程をやっていましたが、いちごだけなら、我が

家のもののほうが、ずっといっぱい入っていることで。

 本日は当方の誕生日でありまして、このケーキはそのお祝いも兼ねてです。

 

いちごのショートケーキ あとは上をいちごで飾るだけ

 そういえば、当方と生年月日がまるで同じという著述家の方がいらしたのです

が(当方は、これまでにまったく生年月日が同じという方とは、お二人しか出会っ

ていなくて、そのうちのお一人)、昨年12月に急逝であります。

 数年前に、このまちにある施設で講演会がありまして、参加者の少ないことも

ありまして、終わった後で、すこし言葉を交わしたのですが、そのときに同じ生年月

日であることが判明です。

 本日は、その方の本もすこしつまみ読みしなくてはです。

 

アナログじいのデジタル作法

 ここのところしばらく我が家では4Kテレビに買い替えをするかどうかで協議が

続いておりました。現在使用しているTVに不満があってのことではなくて、4K放送

で先行するコンテンツが増えてきたからであります。

 その最たるものは、NHKでやっているカバーズとか歌番組特番でありまして、こ

れはまずは4Kで放送してから、しばらくあとに普通のBSで放送となるのでありま

した。

 まあ4K放送をメジャーにしていくためには、こういう手法を取るというのはわか

らなくはないのですが、アナログじいさんとしては、最近の4KTVというのは入力と

か出力もデジタルだけでありまして、当方が現在使っているTVよりまるで使い勝手

が悪いのですね。

 今のTVはパソコンやレコーダーからの映像を受けるモニターとなっていて、TV

からの音声は真空管アンプやミニコンポから出力しているのであります。

2018年以降のTVはこのような機能はすべてデジタルに一本化していまして、

アナログ接続をしようと思いましたら、別にアダプターが必要となって、それでも

できないことがあるのです。

 そんなことが4KTVの購入をためらわせることになります。そのように迷って

いるところにNHKはカバーズとか特別なライブとかを4Kで先に放送するという

シフトになっていて、これには身悶えすることです。

 本日は特に宮本浩次さんの昨年の東京フォーラムでのライブが放送になるとい

うことで、これをどうして見ようかと、しばし思案でありました。深夜の時間帯であり

ますので、4K放送見せてくださいと押しかけるわけにはいかずで、結局は4KTV

持っていて、しかも4K対応レコーダーを持っている方に録画をお願いすることにで

す。ブルーレイにダビングしてもらって、もらってくる予定ですが、これが我が家に

持ち帰った途端に、我が家のレコーダーでは再生もできないようで、まったくもう

であります。

 この先何十年もあるわけではないので、すこしでも早くにデジタルだけの環境に

以降したほうがいいのか、そうしたときは、これまでのアナログツールはお役御免

となるのか、アナログじいさんは、どのようにして、この大波を乗り切るのかです。

宮本浩次 マイルーム 2023年

 そうそう、本日に宮本浩次さんのライブ映像を流しているのを写真に収めたの

は、真空管がポワーっと赤くなっているのを見てもらいたかったのではなく、

テレビを置いているラックを見てもらうためでした。

 当方が就職してやっとこでステレオ購入して、それを収納するラックの自作した

のでありますが、もちろん道具もなにもない当方には手にあまって、それで同期の

友人にお願いして作ってもらったのです。分厚いラワン材を材木屋さんでカット

してもらい、それをボンドとネジで締めてどんな荷重にも耐えられるものができあ

がりです。以来50年の長きにわたり、我が家の居間に鎮座するということになり

ました。

 このラックを作ってくれた同期の友人が、先日に亡くなりました。最近は付き合

いもなくなってしまっていたのですが、毎日、このラックを目にしますと、50年前に

嫌がらずに力を貸してくれた彼の好意に感謝するのでありました。

 

せめて序章だけでも

 昨年の夏頃にぐんま様から岡村俊明さんの「中野好夫論」がおすすめとの

書き込みをいただいたのですが、この本には縁がないだろうなと思っておりまし

た。

 それがどういうわけか、今年になってから図書館の新着資料の棚を見ており

ましたら、この本を発見したのです。存在を知ってからずいぶんと時間がかかり

ましたが、これはなかをのぞいてみなくてはと、やっとこさで借りることになりです。

 図書館で立ち見をした序章の「はじめに」のところに、次のようにあるではない

ですか。

「中野が逝ったとき、弟子であった文芸評論家の篠田一士は、中野を『全き人』

と呼び、『全き人は一気に動く』という記事で、次のように書いた。」

 こんなところに篠田さんの名前がでてくるとは思ってもみなかったことです。

篠田さんが中野好夫の弟子という存在であるのかどうかは、当方には微妙な

感じがしますが、それはともかくとして、この岡村さんの「中野好夫論」の副題は

「『全き人』の全仕事をめぐって」でありますから、岡村さんが篠田さんの文章に

触発されていることは間違いのないところです。

 篠田さんの「全き人」の文章の引用に続いて、岡村さんは、次のように書いて

います。

「これが篠田の中野論の中心をなすものである。本書ではこの言葉を借用して、

翻訳、伝記、英米文学研究、文学・文化評論・社会活動にわたって活動する中野

を、『全き人』と呼びたい。

 しかし私は、『全き人は一気に動く』という篠田の説は優れているとは思うが、

中野のすべての著作活動と実践活動を説明できるとは思わない。」

 そうであるのか、篠田さんが提示したものを補足、補強しようというのが、

岡村さんの試みでありますか。(篠田さんは、社会活動のところは不得手である

ように思いますからね。)

 まずは篠田さん元の文章を読んでみるところから始めようと、篠田さんの本を

まとめてある棚でチェックをしましたら、没後にまとめられた「篠田一士評論集」

(小沢書店1993年)に収録されていました。

 よしよし、まずは篠田さんの文章に目を通してから、岡村さんの序章を読んで

みるぞ、序章だけなら読むのは大変ではないでしょう。

 

ニ月といえば

 腰がとっても痛いので(もちろん月がとってもの節で)ありまして、本日は

図書館に本を返しに行く予定でありましたが、ひどく重たい本を含んでいる

ことから、腰に負担が大きいので、本日は取りやめにです。明日はもうすこし

腰痛は良くなっていることを期待することに。今回の腰痛の引き金になった

のは、風邪によるもののようですが、ここのところの気温差に対応することが

できなかったのかな。

 二月いえば、楽しみは「みすず読書アンケート特集号」でありましたが、

今年から「読書アンケート」は、一般書になって刊行されるということで告知

されていました。発売日は2月16日ということで、早いところは明日には店頭

にならぶのでしょうか。

 みすず書房のページを見ましたら、139名の方が回答を寄せているという

ことで、そこには山田稔さん、武藤康史さん、松家仁之さんなどの名前があり

ました。

 昨年までのやたら字が詰まった状態での「みすず読書アンケート」は懐かし

いけども、今度の版のほうは176ページとのことですから、もうすこし読みやす

くなってはいるのでしょう。

 当方は、大手通販サイトに購入予約を行いました。そう遠くない日に手にする

ことができますでしょう。楽しみなことです。

www.msz.co.jp

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